無垢床のオイル塗装、家具の傷を防ぐ5つの方法|テーブル・椅子
グリップオイルをはじめとするオイル塗装の無垢フローリングは塗膜がやわらかく、ウレタン塗装に比べてテーブルや椅子の引きずり・横滑りで傷がつきやすいのが特性です。
ただし家具まわりのちょっとした工夫で、傷は大きく減らせます。①フェルトシート ②傷防止キャップ・脚カバー ③引きずらず持ち上げて動かす ④チェアマット・ラグ ⑤定期チェックの5つが基本の対策。オイル塗装は部分補修がしやすいため、万一傷がついても目立ちにくく手入れできます。
創業1919年の伊勢通が、無垢床を長く美しく保つコツをご案内します。
オイル塗装後の無垢床、家具の傷が気になる
オイル塗装の無垢床は肌触りと風合いが魅力ですが、塗膜がやわらかいぶん家具の傷には注意が必要です。この記事では、テーブルや椅子から床を守る具体的な対策を解説します。
滑らない無垢床にする滑り止めオイル「グリップオイル」を販売している、株式会社伊勢通です。
今回は、グリップオイルをはじめとするオイル塗装の無垢フローリングで、テーブルや椅子を使うときの傷の注意点についてご紹介します。せっかくの無垢床を、長くきれいに保つためのポイントをまとめました。
実際に、次のような「家具による傷」のご相談をよくいただきます。
- ソファを少し動かしただけで、床に削れ跡がついてしまった
- テーブルの脚をずらした際に、目立つ傷がついた
- 椅子を日常的に引きずっていた結果、広範囲に擦れた跡が残った

なぜオイル塗装の床は家具で傷がつきやすい?
オイル塗装は木に浸透して仕上げるため塗膜がやわらかく、表面に硬い膜をつくるウレタン塗装より傷がつきやすいのが特性。家具の横滑り・引きずりが傷の主な原因です。
グリップオイルは植物由来の自然オイル塗料です。木に浸透して効果を発揮するため、肌触りや風合いはとても自然で魅力的ですが、塗膜がやわらかいぶん、耐久性はウレタン塗装などと比べると劣ります。
特に注意したいのが、家具の横滑りや引きずりです。テーブルや椅子、ソファなどを引きずって動かすと、脚の角や裏側が床をこすり、削れ跡や擦り傷の原因になります。オイル塗装は表面に硬い樹脂膜がない分、こうした物理的な力に弱いのです。
とはいえ、これは「オイル塗装が劣っている」という意味ではありません。オイル塗装は木そのものの質感を楽しめ、傷がついても部分補修がしやすいという大きな利点があります。傷のつきやすさは、家具まわりの対策で十分にカバーできます。
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グリップオイルを塗装した床に傷はできるのか?
「そもそもオイル塗装の床に傷はつくの?」という耐久性の疑問は、こちらの記事で詳しく解説しています。
家具の傷を防ぐ5つの方法【動画あり】
家具による傷は、①フェルトシート ②傷防止キャップ・脚カバー ③引きずらず持ち上げる ④チェアマット・ラグ ⑤定期チェック、の5つで防げます。手軽なフェルトシートから始めるのがおすすめです。
せっかく滑り止め効果を持たせたオイル仕上げの無垢フローリング。小さな気遣いで、長くきれいな状態を維持できます。無垢床の美しさを保つために、次の5つの対策をおすすめします。
①脚裏にフェルトシートを貼る
もっとも手軽で効果的な基本対策。椅子やテーブルの脚裏に貼るだけで、床との摩擦を減らせます。
椅子やテーブル、ソファの脚裏にフェルトシートを貼ることで、床への摩擦を大きく軽減できます。ホームセンターや100円ショップでも手に入り、貼るだけで始められる手軽さが魅力です。毎日引く椅子ほど効果が大きいので、まずはダイニングチェアから貼るのがおすすめです。
②傷防止キャップ・脚カバーを付ける
椅子脚に被せるタイプの保護具。フェルトが外れやすい脚にも安定して使えます。
椅子の脚に被せるシリコン製の脚カバーや、傷防止キャップも効果的です。フェルトシートが剥がれやすい丸脚や金属脚には、被せるタイプが安定して使えます。フェルトとの併用で、より確実に床を守れます。
③家具は引きずらず持ち上げて動かす
傷の最大の原因は「引きずり」。移動時は持ち上げるか、家具用スライダーを使いましょう。
模様替えや掃除で家具を動かすときは、横に引きずらないことが何より大切です。重い家具は二人で持ち上げるか、脚の下に敷く「家具用スライダー」を使うと、床への負担を避けられます。ほんの数秒の手間で、大きな削れ跡を防げます。
④チェアマット・ラグを敷く
デスクチェアやダイニングなど、動きの多い場所は広い範囲を面で保護します。
キャスター付きのデスクチェアや、頻繁に出し入れするダイニングの椅子の下には、チェアマットやラグを敷いて広い範囲を保護するのが有効です。特にキャスターは点で強い力がかかるため、マットで受けると床への負担を抑えられます。
⑤定期的に床をチェックする
家具の移動時や日常の中で、傷ができていないか確認する習慣も大切です。
家具を動かしたときや日々の生活の中で、傷やフェルトのすり減りがないか確認する習慣をつけましょう。フェルトが薄くなると逆に硬い部分が床に当たるため、早めの貼り替えが肝心です。浅い傷のうちに気づければ、部分補修で目立たなくできます。
この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。
家具別・傷対策の早見表とメンテナンス
家具ごとの傷リスクとおすすめ対策を一覧に整理しました。オイル塗装は部分補修がしやすいので、万一傷がついても慌てず手入れできます。
家具の種類ごとに、傷のつきやすさとおすすめの対策をまとめました。
| 家具 | 傷のリスク | おすすめの対策 |
|---|---|---|
| ダイニングチェア | 毎日引くため傷リスク大 | フェルトシート+脚カバーの併用 |
| デスクチェア(キャスター) | 点で強い力がかかる | チェアマットを敷く |
| テーブル・机 | 移動時の引きずりで傷 | 脚裏フェルト+持ち上げて移動 |
| ソファ | 重量があり削れ跡が深い | フェルト+家具用スライダーで移動 |
| 棚・収納家具 | 模様替え時に引きずりがち | スライダーで持ち上げて移動 |
もし傷がついてしまったら
オイル塗装は部分補修がしやすいのが利点。浅い傷なら、周囲を軽く整えて同じオイルを塗り重ねるだけで目立ちにくくできます。
オイル塗装の大きな利点は、傷がついても部分的に補修しやすいことです。浅い傷であれば、周囲を目の細かいサンドペーパーで軽く整えてから、同じオイルを塗り重ねることで傷を目立ちにくくできます。ウレタン塗装のように表面全体を塗り替える必要がない場合が多く、DIYでのメンテナンスもしやすい仕上げです。
無垢床の滑り止めもオイルで|グリップオイルとは?
傷対策とあわせて気になるのが「滑りやすさ」。無垢床専用の滑り止めオイル「グリップオイル」は、木の風合いを保ったまま床を滑りにくくし、オイル塗装の上からの重ね塗りにも使えます。
家具の傷対策と並んで多いのが、「無塗装やオイル塗装の無垢床が滑りやすい」というお悩みです。そんなときは、無垢フローリング専用の自然系滑り止め塗料「Grip Oil(グリップオイル)」をお試しください。
植物由来のオイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床の自然な風合いを損なうことなく滑り止め効果をプラスできます。オイル塗装の床の上からの重ね塗りにも使え、日々のメンテナンスも兼ねられます。

グリップオイルの3つの特長
①実測で確認した滑り止め効果 ②舐めても安心の自然素材 ③コテ刷毛で簡単施工——無垢床にやさしい滑り止めオイルです。

① 滑りを根本から抑える
表面性測定機で実測。塗装前と比べ摩擦係数が大きく向上します。

② 自然素材で安心
植物油が主成分。小さなお子さまやペットのいるご家庭でも安心です。

③ 誰でも簡単に施工
コテ刷毛を使って塗るだけ。オイル塗装の上からも塗装できます。
【実測データ】グリップオイルの摩擦係数 測定結果
専用の表面性測定機で摩擦係数(数値が大きいほど滑りにくい)を実測。ナラ材のオイル仕上げ(0.311)に速乾タイプを塗ると0.827と、約2.7倍まで滑りにくくなりました。
| 仕上げ・施工 | 施工前 | グリップオイル施工後 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| オイル仕上げ+速乾タイプ | 0.311 | 0.827 | 約2.7倍 |
| オイル仕上げ+白木用 | 0.311 | 0.451 | 約1.5倍 |
| ウレタン仕上げ+下塗り材+速乾 | 0.290 | 0.563 | 約1.9倍 |
※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均/2026年6月1日 当社測定)。フローリング(ナラ材)での値です。
▶ 8条件の全測定データ・測定方法はこちら
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ご相談・サンプルの流れ
「①相談 ➡︎ ②サンプルで試す ➡︎ ③よく歩く場所から塗る」の流れがおすすめ。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類です。



資料ダウンロード・商品ラインナップ
専用カタログ・SDS・商品ラインナップをまとめてご紹介します。
グリップオイルの商品ラインナップ
Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード
専用カタログと製品安全データシート(SDS)をご用意しています。
よくあるご質問(FAQ)
オイル塗装の無垢床の傷や、グリップオイルについて、よくいただく質問をまとめました。




