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床が滑るときの拭き方|原因別の正しい掃除方法と直らない時の対処

目次

    床が滑るときの正しい拭き方は?原因別の掃除方法とNG掃除

    結論床が滑るときは、まず固くしぼった雑巾にぬるま湯で拭くのが基本です。ただし正しい拭き方は原因で変わります。皮脂のベタつきは弱アルカリ性の重曹水、キッチンの油はねはうすめた中性洗剤で拭き、最後は必ず水拭き→乾拭きで洗剤・水分を残さないこと。シリコン系スプレーやワックスの塗り重ねは逆効果なので避けます。ホコリ・砂は乾拭きで先に除去し、結露は換気で対策を。それでも滑りが直らないときは、汚れではなく床の塗装(ウレタン・ワックス)の経年劣化・摩耗が原因の可能性があります。その場合は専用クリーナーでリセットし、滑り止めのグリップオイルで仕上げる根本対策が有効です。床の滑り対策を、創業1919年の伊勢通がサポートします。
    著者 田邊 文久(株式会社伊勢通 代表取締役)

    Article written by
    田邊 文久
    株式会社伊勢通 代表取締役(創業1919年)/自然塗料・滑り止めオイルの専門家

    まず試したい基本の拭き方(今すぐできる)

    「フローリングが滑る」「歩くとヒヤッとして怖い」——そんなとき、まず試したいのが拭き掃除です。原因がはっきりしないときは、固くしぼった雑巾にぬるま湯だけをふくませて拭くのが基本。多くの場合、床の滑りは表面についた薄い皮脂・ホコリ・汚れの膜が原因のため、これだけで改善することがあります。

    1. 乾いたモップやドライシートで、先にホコリ・砂・髪の毛を取り除く
    2. 雑巾をぬるま湯でぬらし、水がしたたらない程度まで固くしぼる
    3. 木目に沿って拭き、最後に乾いた布で水気を拭き取る
    ポイントは、水分と洗剤を床に残さないこと。濡れたまま放置すると、乾いたときに再びベタついたり、木の床では傷みの原因になったりします。洗剤を使ったときも、最後に固絞りの水拭き→乾拭きで必ず拭き上げてください。

    これで改善しない場合は、滑りの「原因」に合わせた拭き方に切り替えます。

    【原因別】床が滑るときの正しい拭き方・掃除方法

    滑る原因によって、効く掃除方法は変わります。当てはまるものから試してみてください。

    ① 皮脂・素足のベタつきで滑る

    夏場や素足で過ごすご家庭で多いのが、皮脂汚れによる滑りです。皮脂は油分を含むため、薄い膜になって足裏をすべらせます。皮脂は酸性の汚れなので、弱アルカリ性の重曹水が効果的です。ぬるま湯2Lに重曹小さじ5杯ほどを溶かし、固くしぼった雑巾で拭いたあと、必ず水拭き→乾拭きで重曹を残さず拭き上げます。

    重曹はワックス仕上げの床では表面を傷めることがあります。使用前に目立たない場所で試してください。

    ② キッチン周りの油はねで滑る

    キッチンやダイニングの床が滑るときは、調理中の油はねが原因のことが多いです。油汚れにはうすめた中性洗剤が向いています。水に台所用中性洗剤を数滴たらし、固くしぼった雑巾で拭き取ったあと、仕上げに水拭き→乾拭きで洗剤分を残さないのが再びベタつかせないコツです。

    ③ ホコリ・砂ぼこりで滑る

    細かい砂やホコリが床に乗っていると、それ自体がベアリングのように働いて滑ります。この場合は水拭きより先に乾拭きが正解です。フローリングワイパーやドライシートで、乾いた状態でホコリを回収してから、必要に応じて水拭きします。

    ④ 結露・湿気で滑る

    梅雨時や冬の窓際で床がしっとりする場合は、湿気・結露による滑りです。拭くだけでなく、換気と除湿で床表面の水気を減らすことが根本対策になります。こまめに乾いた布で水気を拭き取りましょう。

    ⑤ ワックスの劣化・白化で滑る

    床が白っぽくくもって滑る場合は、古いワックスの劣化が原因のことがあります。これは拭き掃除では直らず、劣化したワックスを一度はがして塗り直す必要があります。無理にこすると床材を傷めるため、剥離剤の使用や再ワックスは慎重に判断してください。原因が一つに絞れないときや、ワックス以外も含めて全体像を知りたいときは、フローリングが滑る4つの原因と3つの対処法もあわせてご覧ください。

    やってはいけないNG掃除(かえって滑る)

    良かれと思ってやった掃除が、逆に滑りを招くことがあります。次の4つは避けてください。

    • シリコン系スプレーを床にかける:一時的にツヤは出ますが、膜が足裏をすべらせ、非常に滑りやすくなります。艶出しスプレーも同様です。
    • 化学ぞうきん・ツヤ出しシートの多用:表面に薬剤の膜が残り、滑りやすくなることがあります。
    • ワックスの塗り重ね過ぎ:厚い膜はかえってツルツルに。塗るなら古い層を落としてから。
    • 洗剤を残す・水拭きしすぎ:洗剤分や水分が残ると、乾いたあとに再びベタついて滑る原因になります。

    とくに「昨日まで平気だったのに急に滑るようになった」という場合は、直前の掃除やスプレーが原因のことがあります。心当たりがあればフローリングが急に滑るようになった原因と対処法もご確認ください。

    掃除しても直らないときは「塗装の劣化」かも

    原因別に拭いてもすべりが取れない場合、汚れではなく床そのものの塗装(ウレタン・ワックス)が経年で劣化・摩耗している可能性があります。表面がツルツルに摩耗した状態は、拭き掃除では戻りません。この段階では、掃除で対症的に対応し続けるより、床の表面に滑りにくさそのものを与えるアプローチが有効です。伊勢通では、無垢・塗装フローリングの質感を保ちながら滑りを抑える専用オイルとクリーナーをご用意しています。まずは下記のグリップオイルの仕組みをご覧ください。

    滑り止めオイル「グリップオイル」とは?

    「グリップオイル」は、無垢床の質感を活かしたまま適度な摩擦を生み出し、滑りにくい床環境を整えるフローリング専用の自然オイル塗料です。

    創業1919年の伊勢通が開発した滑り止めオイルです。天然由来の植物オイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床特有の手触りや質感を損ないません。既存のオイル塗装が施された無垢床にも、上から塗り重ねて使用できます。

    フローリング専用 滑り止めオイル グリップオイル

    グリップオイルの3つの特長

    名古屋市工業研究所の測定で、オイル塗装の無垢床の最大静摩擦係数が約2.07倍に。植物油主成分で調湿性能と手触りを保ち、約4時間の乾燥で歩行できる、無垢床にやさしい滑り止めオイルです。

    名古屋市工業研究所の測定で摩擦力が約2倍になった滑り止め効果
    ① 摩擦力 約2倍
    第三者機関・名古屋市工業研究所で測定。オイル塗装の無垢床で約2.07倍に。
    木の特性を損なわない自然素材の塗料
    ② 自然素材で安心
    植物油が主成分。木に浸透し調湿性能と手触りを保ちます。
    4時間の乾燥後に歩行可能な施工性
    ③ 約4時間で歩行可
    コテ刷毛で塗装、拭き取り不要。無垢床なら他社塗料の上からも塗装可。

    第三者機関による摩擦力データ

    滑りにくさは名古屋市工業研究所の実測で確認済み。無垢ナラ(オイル塗装)で摩擦力が約2倍に。

    樹種・仕上げ 塗装前 グリップオイル塗装後 倍率
    無垢ナラ(オイル塗装) 136gf 281.9gf 約2.07倍
    無垢ヒノキ(無塗装) 165.4gf 229.7gf 約1.39倍

    ※gf(グラム重)=摩擦力の単位。数値が大きいほど滑りにくい。/測定:名古屋市工業研究所

    床の仕上げが分からないときのご相談の流れ

    「オイルかウレタンか分からない」という方も大丈夫。床の写真をお送りいただければ、仕上げの種類と最適な施工方法をご案内します。

    見分けに迷ったら、無理に確認せず次の流れがおすすめです。

    • 1)床の状態をメールで相談する(写真を送ると仕上げの判断がスムーズです)
    • 2)サンプルで目立たない場所に試す
    • 3)必要に応じて本施工を検討する

    滑り止めオイルのサンプルについて

    サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。目立たない場所で滑り止め効果と質感をお試しいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ サンプルグリップオイル 白木用 サンプルグリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材 サンプル

    お使いの床に塗れるか、まずはご相談を

    床の仕上げの判断から最適な施工方法まで、創業1919年の伊勢通が無料でご案内します。

    資料ダウンロード・商品ラインナップ

    商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。

    グリップオイルの商品ラインナップ

    無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ
    速乾タイプ(3分艶仕上げ)
    無垢床専用・速乾タイプ。
    100ml 6,600円/0.25L 10,890円/0.5L 16,335円/1L 21,780円
    詳細を見る →
    グリップオイル 白木用
    白木用(全艶消しマット仕上げ)
    無垢床専用・白木の質感を活かす。
    100ml 6,050円/0.5L 14,440円/1L 19,250円
    詳細を見る →
    グリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材
    ウレタン塗装専用 下塗り材
    ウレタン塗装床にグリップオイルを塗る前の下塗り材。
    1L 19,800円
    詳細を見る →

    Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード

    製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。

    Grip oil/滑り止めオイル 専用カタログ

    Grip oil/滑り止めオイル専用カタログの表紙

    製品安全データシート(SDS)

    Grip oil/滑り止めオイル 製品安全データシートの表紙

    無垢フローリングの滑り対策を、伊勢通がお手伝いします

    創業1919年。お使いの床に合った滑り止め対策をご提案します。

    よくあるご質問(FAQ)

    床が滑るときの拭き方・掃除方法について、よくいただく質問をまとめました。

    床が滑るとき、何で拭くのが一番いいですか?
    まずは固くしぼった雑巾にぬるま湯だけでOKです。皮脂のベタつきには弱アルカリ性の重曹水、キッチンの油はねにはうすめた中性洗剤が向きます。どの場合も、最後に水拭き→乾拭きで洗剤・水分を残さないことが大切です。
    洗剤やワックスを使ってもいいですか?
    汚れ落としに中性洗剤や重曹を使うのは問題ありませんが、床に残さないよう必ず拭き上げてください。ワックスの塗り重ねやシリコン系スプレーは、かえって滑りやすくなるため避けるのが無難です。
    掃除しても滑りが直りません。なぜですか?
    汚れではなく、床の塗装やワックスが経年で劣化・摩耗している可能性があります。この場合は拭き掃除では戻らないため、専用クリーナーでリセットしたうえで滑り止めオイルを塗る根本対策が有効です。

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