オイルメンテ後に無垢床が滑るようになった3つの原因と解決策
解決策は、まず余分なオイルをしっかり拭き取り、乾燥時間を十分に確保すること。それでも滑る・確実に滑りを抑えたい場合は、無垢床専用の滑り止めオイル「グリップオイル」を既存のオイル塗装の上から塗るのが確実です。
グリップオイルは木に浸透する自然由来のオイルで、無垢の質感を損なわずに摩擦係数を約2.7倍に高めます。創業1919年の伊勢通が、お使いの床に合った滑り対策をご案内します。
オイルメンテナンス後に床が滑るのはなぜ?
自然オイル仕上げの無垢床は、美しい質感と快適な足触りが魅力。ただ、オイルメンテナンス後に「かえって滑るようになった」というお悩みは実際によくいただきます。多くは塗り方が原因で、解決できます。
「無垢フローリングのメンテナンスをしたら、かえって床が滑るようになった…」そんなお悩みをお持ちではありませんか?実際に、こういったお問い合わせをいただくことはよくあります。
自然オイル仕上げの無垢床は、美しい質感と快適な足触りが魅力ですが、オイルメンテナンス後に滑りやすくなることがあります。多くの場合、原因は塗り方や乾燥にあり、適切に対処すれば解決できます。本記事では、その原因と、オイル塗布後の具体的な解決策をご紹介します。

メンテナンス後に滑るようになる3つの原因
オイル塗装の無垢床で「滑る」が起きる原因は主に3つ。①オイルの塗布量が多すぎた、②乾燥時間が短かった、③オイルの種類による影響です。共通して「表面にオイルが残りすぎている」ことが背景にあります。
オイル塗装の無垢床で「滑る」という現象が起きる原因は、大きく分けて3つあります。
①オイルの塗布量が多すぎた
拭き取りが不十分・塗布量が多すぎると、オイルが表面に残りすぎて滑りやすくなります。自然オイルは「塗ったあとにしっかり拭き取る」ことが基本です。
自然オイルは塗布後にしっかり拭き取ることで、木材に適切に浸透します。しかし、拭き取りが不十分だったり、塗布量が多すぎると、オイルが表面に残りすぎてしまい、滑りやすくなることがあります。
②乾燥時間が短かった
自然オイルは乾燥に時間がかかります。完全に乾く前に歩くと、オイルが均一にならず滑りやすくなることがあります。
自然オイルは乾燥するまでに時間がかかります。完全に乾燥する前に歩行すると、オイルが均一にならず滑りやすくなることがあります。特に湿度が高い時期は乾燥に時間がかかるため、注意が必要です。
③オイルの種類による影響
ツヤ感や撥水性を高めるタイプの自然オイルの中には、摩擦を減らして滑りやすくしてしまうものもあります。床の用途に合ったオイル選びが大切です。
一般的な自然オイルは、ツヤ感や撥水性を高めるものが多く、中には摩擦を減らし滑りやすくしてしまうものもあります。滑りが気になる床には、滑り止め効果を考えて作られたオイルを選ぶことが大切です。
床滑りを防ぐ対策と正しい塗り方【比較表】
床の滑りを防ぐには「余分なオイルを拭き取る」「乾燥時間を確保する」「滑り止め効果のあるオイルを使う」の3つが基本。手軽な一時対策と、根本から解決する対策を整理しました。
床の滑りを防ぐために、次のような方法を試してみてください。まずは取り入れやすいものから順に確認するのがおすすめです。
①余分なオイルをしっかり拭き取る
オイル塗布後、10分ほど経ったら乾いた布で余分なオイルを拭き取ると、表面の滑りを軽減できます。すでに塗ってしまった床も、拭き取り直しで改善することがあります。
オイル塗布後、10分ほど経ったら乾いた布で余分なオイルを拭き取ることで、表面の滑りを軽減できます。すでにメンテナンスを終えて滑る場合も、まずは乾いた布で表面の余分なオイルを拭き取ってみてください。
②乾燥時間を十分に確保する
オイルはしっかり乾燥させることが重要。特に湿度が高い時期は、乾燥時間を通常より長めに取ると効果的です。
オイルはしっかり乾燥させることが重要です。特に湿度が高い時期は、乾燥時間を通常より長めに取ると効果的です。完全に乾いてから歩行することで、オイルが均一になり滑りにくくなります。
③滑り止め効果のあるオイルを使用する
無垢床の質感を残したまま滑らない状態にするには、無垢フローリング専用の滑り止めオイル「グリップオイル」を使うのが最も確実です。
無垢床の質感を残したまま滑らない状態にするには、無垢フローリング専用の滑り止めオイル「グリップオイル」を活用することが最もおすすめです。既存のオイル塗装の上からそのまま塗れるため、滑りを根本から改善できます。

対策の比較|まず試すこと・根本から解決すること
拭き取り直しと乾燥は今すぐ試せる一時対策、滑り止めオイルは無垢の質感を活かす根本対策。状況に合わせて選びましょう。
| 対策 | タイプ | メリット | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 余分なオイルを拭き取る | まず試す対策 | 道具不要ですぐできる。残りオイルが原因なら改善する | オイルの種類や摩耗が原因の場合は効果が限定的 |
| 乾燥時間を確保する | まず試す対策 | 正しく乾かせばオイルが均一になり滑りにくくなる | 湿度が高いと時間がかかる/塗布過多には別途対処が必要 |
| 滑り止めオイルを塗る | 根本から解決 | 無垢の質感を活かしたまま摩擦係数を約2.7倍に。上から塗装可 | 塗装作業が必要(DIYで施工可能) |
「拭き取りと乾燥を試しても滑る」「家族みんなが歩く場所で確実に滑りを抑えたい」という場合は、床そのものに塗る滑り止めオイルが向いています。
滑り止めオイル「グリップオイル」とは?
「グリップオイル」は、無垢床の美しさを保ちつつ滑りを防ぐために開発された、フローリング専用の自然オイル塗料です。既存のオイル塗装の上から塗り重ねて使えます。
無垢床の美しさを保ちつつ、滑りを防ぐために開発されたのが「グリップオイル」です。創業1919年の伊勢通が研究・開発した滑り止めオイルで、天然由来の植物オイルが主成分。木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床特有の手触りや質感を損ないません。既存のオイル塗装が施された無垢床にも、上から塗り重ねて使用できます。
グリップオイルの3つの特長
実測で摩擦係数は約2.7倍。植物油主成分で調湿性能と手触りを保ち、約4時間の乾燥で歩行できる、無垢床にやさしい滑り止めオイルです。

① 摩擦係数 約2.7倍
実測で確認。オイル仕上げの床に速乾タイプを塗ると約2.7倍に。

② 自然素材で安心
植物油が主成分。木に浸透し調湿性能と手触りを保ちます。

③ 約4時間で歩行可
コテ刷毛で塗装、拭き取り不要。無垢床なら既存オイル塗装の上からも塗装可。
実測データ|摩擦係数は約2.7倍に
滑りにくさは実測で確認済み。オイル仕上げの床(ナラ材)に速乾タイプを塗装すると、摩擦係数が0.311から0.827へ、約2.7倍に向上しました。
| 床の仕上げ(ナラ材) | 塗装前 | 塗装するオイル | 塗装後 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| オイル仕上げの床 | 0.311 | グリップオイル 速乾タイプ | 0.827 | 約2.7倍 |
| オイル仕上げの床 | 0.311 | グリップオイル 白木用 | 0.451 | 約1.5倍 |
| ウレタン塗装の床 | 0.290 | 専用下塗り材+速乾タイプ | 0.563 | 約1.9倍 |
※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(新東科学製)/荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均・2026年6月1日 当社測定。詳しい測定条件と結果は滑り止めオイルの摩擦係数を実測した記事でご覧いただけます。
原因に合った対策を|ご相談・サンプルの流れ
無垢床のメンテナンス後の滑りは、原因に合った対策をとれば解決できます。「グリップオイル」なら無垢の美しさをそのままに、滑りに困らない床に。まずはサンプルでお試しください。
無垢床のオイルメンテナンス後に滑る原因は、オイルの塗り方にあります。しかし、適切な対策をとれば問題なく解決可能です。特に「グリップオイル」を活用すれば、無垢フローリングの美しさをそのままに、滑りに困ることのない無垢床を作れます。ぜひサンプルを試して、実際の効果を確かめてみてください。
滑り止めオイルのサンプルについて
サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。無塗装やオイル塗装で滑って困る床に、目立たない場所で効果と質感をお試しいただけます。



資料ダウンロード・商品ラインナップ
商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。
グリップオイルの商品ラインナップ
無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。
Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード
製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。
よくあるご質問(FAQ)
オイルメンテナンス後の床滑りやグリップオイルについて、よくいただく質問をまとめました。原因・対策・施工・ご相談先を簡潔にお答えします。




