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猫を迎える前に!無垢フローリングお迎え準備チェックリスト5つ

目次


    猫を迎える前に!無垢フローリングお迎え準備チェックリスト5つ

    結論

    無垢フローリングのお家で猫を飼い始めるなら、お迎え前の「床の準備」がその後の暮らしやすさを大きく左右します。起きやすい問題は爪による傷・滑り・汚れの3つです。

    準備は5つ。①爪とぎの用意 ②掃除用品の準備 ③マット・ラグの計画 ④滑りやすい場所の把握 ⑤滑り止めオイルの検討です。特に床そのものの対策である滑り止めオイルは、家具や猫用品を置く前=お迎え前が一番の塗りどきです。

    創業1919年の伊勢通が、無垢の風合いを楽しみながら愛猫と暮らすための準備を、チェックリスト形式でご案内します。

    著者 田邊 瑛二(株式会社伊勢通 研究開発担当)

    Article written by
    田邊 瑛二
    無垢床の削りと滑り止めの専門家/株式会社伊勢通(創業1919年)

    猫を迎える前に「床の準備」が大切な理由

    【関連】猫のフローリング対策 完全ガイド:お迎え後に必要になる滑り・爪傷・床材選びの対策は猫のフローリング対策 完全ガイド|滑る・傷・床材選びで解説しています。

    無垢フローリングと猫の暮らしで起きやすい問題は「爪による傷」「滑りやすさ」「汚れの定着」の3つ。猫用品が揃う前・家具を置く前のお迎え準備期が、床を整える一番のタイミングです。

    無垢フローリングの住宅で猫を飼い始める際には、床材を保護しつつ、猫が快適に過ごせる環境を整えることが重要です。天然木ならではの温かみや調湿効果は猫との暮らしにも心地よい一方で、次の3つの課題に注意が必要です。

    • 爪による傷:猫が床で爪を研いだり、走り出しの踏ん張りで爪が立ったりすると、表面に傷が残ることがあります。
    • 滑りやすさ:無垢材の表面は猫の足が滑りやすく、ジャンプや着地のたびに関節や足腰への負担が増えます。
    • 汚れの定着:粗相や吐き戻しによる汚れは、放置すると木に染み込んでシミになるリスクがあります。

    どれも「起きてから対処」もできますが、猫が来てからの床の塗装や模様替えは、猫のストレスや安全面の配慮が必要になり大変です。だからこそ、お迎え前に床の準備を済ませておくことをおすすめします。次の章で、準備すべきことを5つのチェックリストにまとめました。

    お迎え準備チェックリスト5つ

    お迎え前の準備は①爪とぎの用意 ②掃除用品の準備 ③マット・ラグの計画 ④滑りやすい場所の把握 ⑤滑り止めオイルの検討、の5つ。上から順に進めれば漏れなく整います。

    ①爪とぎを用意して、置き場所を決めておく

    猫専用の爪とぎを先に用意し、リビングや寝室など猫が長く過ごす場所に置けば、床で爪を研ぐ習慣がつく前に防げます。

    猫専用の爪とぎを設置することで、無垢フローリングに傷が付くのを防げます。大切なのはお迎え初日から爪とぎがある状態にしておくこと。床や家具で爪を研ぐ習慣がつく前に、「ここで研ぐもの」と覚えてもらいやすくなります。猫が研ぎやすい素材(麻・段ボールなど)のものを、リビングや寝室など猫がよく過ごす場所に配置すると効果的です。

    すでにできてしまった傷の補修や、爪痕を防ぐお手入れの詳細は、こちらの記事で解説しています。


    関連記事
    猫の無垢フローリングの傷・爪痕対策|傷だらけを防ぐお手入れ
    爪傷・汚れ・シミからフローリングを守るお手入れと補修方法を詳しく解説しています。

    ②粗相・吐き戻しに備えて掃除用品を揃える

    猫の粗相や吐き戻しは「起きるもの」として準備を。無垢材対応のクリーナーと拭き取り用のクロスを常備し、汚れたらすぐ拭き取るのが鉄則です。

    猫の粗相や吐き戻しによる汚れは、速やかに拭き取ることが大切です。無垢材は表面に膜のあるコーティング床と違い、水分が染み込みやすいため、放置時間が長いほどシミになりやすくなります。無垢フローリングに対応した専用クリーナーとクロスをすぐ手に取れる場所に常備しておくと、ダメージを最小限に抑えられます。

    ③マット・ラグは「部分使い」で計画する

    食事場所・トイレまわり・キャットタワーの着地点など、傷や汚れが集中しやすい場所に絞ってマットを敷くのが効率的。全面に敷くと無垢の風合いが活かせません。

    傷防止用のマットやラグを敷くことで、フローリングを保護できます。ポイントは全面ではなく「よく使う場所への部分使い」にすること。食事場所やトイレまわり、キャットタワーからの飛び降り地点など、猫が頻繁に使う場所に絞って敷くと効果が高く、せっかくの無垢の木目や調湿効果も損ないません。裏面に滑り止め加工のあるものを選びましょう。

    ④滑りやすい場所を把握しておく

    廊下・階段・部屋の走り抜けコースなど、猫がスピードを出す場所は要チェック。無垢材の表面は猫の足が滑りやすく、足腰や関節の負担につながります。

    無垢材の表面は、乾燥や製造時の研磨の影響でツルッと滑りやすいことがあります。猫は走る・跳ぶ・急に方向転換するのが日常なので、滑る床では足腰や関節への負担が積み重なります。お迎え前に靴下で歩いてみるなどして、廊下や部屋の走り抜けコースなど「滑りやすい場所」を把握しておきましょう。

    猫がフローリングで滑る原因と、健康リスク・対策の詳細はこちらの記事にまとめています。


    関連記事
    猫がフローリングで滑る原因と対策4選|足腰を守る滑り止め
    猫が滑る原因・関節への健康リスク・4つの対策を、キャットウォークの事例とともに解説しています。

    ⑤床そのものの対策=滑り止めオイルを検討する

    マットでカバーしきれない床全体の滑り・傷対策には、無垢床専用の滑り止めオイルが有効。家具や猫用品を置く前の「お迎え前」が一番塗りやすいタイミングです。

    ①〜④は「置く・敷く・拭く」の対策ですが、猫は家じゅうを走り回るため、マットだけで全てをカバーすることはできません。そこで検討したいのが、床そのものに滑り止め効果を持たせる「滑り止めオイル」です。

    お迎え前なら、家具や猫用品を動かす手間がなく、乾燥時間(約4時間)も猫を気にせず確保できます。床の準備の総仕上げとして、お迎え前の塗装が最もスムーズです。次の章で詳しくご紹介します。

    滑り止めオイル「グリップオイル」とは?

    「グリップオイル」は、無垢床の質感を活かしたまま適度な摩擦を生み出し、滑りにくい床環境を整えるフローリング専用の自然オイル塗料です。

    創業1919年の伊勢通が開発した、無垢フローリング専用の滑り止めオイルです。天然由来の植物オイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床特有の手触りや質感を損ないません。自然由来の成分なので、床を歩いたり毛づくろいをしたりする猫がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

    無垢フローリング専用 滑り止めオイル グリップオイル

    グリップオイルの3つの特長

    ①摩擦係数が実測で約2.7倍に向上 ②植物油が主成分で猫にも安心 ③ハケや布で塗るだけのDIY施工——木にやさしく、猫にやさしい滑り止めオイルです。

    摩擦係数が向上する滑り止め効果
    ① 摩擦係数 約2.7倍
    表面性測定機で実測。塗装前と比べ摩擦係数が約2.7倍に向上します。
    木の特性を損なわない自然素材の塗料
    ② 自然素材で安心
    植物油が主成分。木に浸透し、調湿性能と肉球の触り心地を保ちます。
    ハケや布で簡単に塗装できる施工性
    ③ DIYで簡単に塗れる
    ハケや布で塗るだけ、約4時間で歩行可能。無塗装・オイル塗装の上からも塗装できます。

    【実測データ】グリップオイルの摩擦係数 測定結果

    専用の表面性測定機で摩擦係数(数値が大きいほど滑りにくい)を実測。ナラ材のオイル仕上げ(0.311)に速乾タイプを塗ると0.827と、約2.7倍まで滑りにくくなりました。

    「滑りにくくなる」と言葉で説明するだけでなく、同じ測定機・同じ条件で塗装を変えて摩擦係数を実測しています(2026年6月1日/当社測定)。走り回る猫の足元を支えるうえで、根拠のある数値です。

    摩擦係数 0 0.3 0.6 0.9 施工前 グリップオイル施工後 0.311 0.827 オイル+速乾 約2.7倍 0.311 0.451 オイル+白木用 約1.5倍 0.290 0.563 ウレタン+下塗り速乾 約1.9倍 数値が大きいほど滑りにくい/トライボギア TYPE:14・2026.6.1当社測定(ナラ材)

    仕上げ・施工 施工前 グリップオイル施工後 倍率
    オイル仕上げ+速乾タイプ 0.311 0.827 約2.7倍
    オイル仕上げ+白木用 0.311 0.451 約1.5倍
    ウレタン仕上げ+下塗り材+速乾 0.290 0.563 約1.9倍

    ※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均/2026年6月1日 当社測定)。ナラ材での値です。
    ▶ 8条件の全測定データ・測定方法はこちら

    塗る前に確認|床の仕上げ(オイル/ウレタン)の見分け方

    グリップオイルを塗る前に大切なのは、今の床が「オイル仕上げ」か「ウレタン仕上げ」かを把握すること。ウレタン塗装などコーティングされた床には、専用の下塗り材を先に塗ります。

    グリップオイルは無塗装・オイル塗装の床にはそのまま塗装できます。一方、ウレタン塗装など表面がコーティングされたフローリングに塗装する場合は、必ず「専用の下塗り材」を先にご使用ください。

    • オイル仕上げ(木に浸透するタイプ) ➡︎ グリップオイルをそのまま塗装できます。
    • ウレタン仕上げ(表面に膜があるタイプ) ➡︎ 専用下塗り材を塗ったうえで、グリップオイルを塗装します。

    オイル仕上げとウレタン仕上げで異なる滑り止めオイルの施工方法

    ご自宅でできる「床の仕上げ」かんたんチェック

    「うちの床がどちらか分からない」という方も大丈夫。床を傷めない範囲で、ツヤ・手触り・水の弾き方の3点を見れば、おおまかに見分けられます。

    チェック ウレタン仕上げ寄り オイル仕上げ寄り
    ① ツヤの出方 光が当たると強くツヤが出る/表面が膜っぽい 木目の凹凸や手触りが自然で、ツヤが控えめ
    ② 手触り・質感 硬い樹脂膜の感触。ツルッと均一 木そのものの質感。しっとりした手触り
    ③ 水を1滴落とす 玉のように弾く じんわり染み込みやすい
    【補足】本当に分からない場合は、無理に判断しなくて大丈夫です。建築をご依頼された工務店さん、または床材のメーカーさんに、塗装の仕様を直接お問い合わせください。床の写真を伊勢通へお送りいただければ、仕上げの種類と最適な施工方法をご案内します。

    お迎え前に床を整える|ご相談・サンプルの流れ

    猫との暮らしの準備は「起きてから対処」より「迎える前に整える」が断然ラク。まずはサンプルで、お使いの床との相性と質感をお確かめください。

    新しい家族を迎える準備は、ケージやトイレ、フードだけではありません。毎日走り回る「床」を先に整えておくことが、猫の足腰と無垢フローリングの両方を長く守ります。家具や猫用品を置く前のいまが、床の対策を最も進めやすいタイミングです。

    滑り止めオイルのサンプルについて

    サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。実際に手に取って、目立たない場所で滑り止め効果と質感をお試しいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ サンプルグリップオイル 白木用 サンプルグリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材 サンプル

    お使いの床に塗れるか、まずはご相談を

    床の仕上げの判断から最適な施工方法まで、創業1919年の伊勢通が無料でご案内します。

    資料ダウンロード・商品ラインナップ

    商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。

    グリップオイルの商品ラインナップ

    無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ
    速乾タイプ(3分艶仕上げ)
    無垢床専用・速乾タイプ。
    100ml 6,600円/0.25L 10,890円/0.5L 16,335円/1L 21,780円

    詳細を見る →
    グリップオイル 白木用
    白木用(全艶消しマット仕上げ)
    無垢床専用・白木の質感を活かす。
    100ml 6,050円/0.5L 14,440円/1L 19,250円

    詳細を見る →
    グリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材
    ウレタン塗装専用 下塗り材
    ウレタン塗装床にグリップオイルを塗る前の下塗り材。
    1L 19,800円

    詳細を見る →

    Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード

    製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。

    Grip oil/滑り止めオイル 専用カタログ

    Grip oil/滑り止めオイル専用カタログの表紙

    製品安全データシート(SDS)

    Grip oil/滑り止めオイル 製品安全データシートの表紙

    愛猫との暮らしの床づくりを、伊勢通がお手伝いします

    創業1919年。お使いの床に合った滑り止め対策をご提案します。「Grip Oil」は全国に発送しています。

    よくあるご質問(FAQ)

    無垢フローリングのお家で猫を飼い始める方から、よくいただく質問をまとめました。準備・傷・滑り・安全性・ご相談先を簡潔にお答えします。

    猫を飼い始める前に、無垢フローリングで準備しておくことは何ですか?
    準備は5つです。①爪とぎを用意して置き場所を決める、②粗相・吐き戻しに備えて無垢材対応の掃除用品を揃える、③傷や汚れが集中する場所へのマット・ラグを計画する、④滑りやすい場所を把握する、⑤床そのものの対策として滑り止めオイルを検討する。床の塗装は家具や猫用品を置く前の「お迎え前」が最も進めやすいタイミングです。
    猫の爪で無垢フローリングは傷だらけになりませんか?
    爪とぎをお迎え初日から設置し、猫がよく過ごす場所に置いておくことで、床で爪を研ぐ習慣がつく前に予防できます。走り出しの踏ん張りによる細かい爪痕は完全には防げませんが、マットの部分使いやオイルによる床の保護で軽減できます。傷の補修やお手入れの詳細は、猫の傷・爪痕対策の記事で解説しています。
    無垢フローリングは猫にとって滑りやすいですか?
    無垢材の表面は、製造時の研磨や乾燥の影響でツルッと滑りやすいことがあります。猫は走る・跳ぶ・急に方向転換するのが日常のため、滑る床では関節や足腰への負担が積み重なります。廊下や走り抜けコースなど滑りやすい場所を把握し、マットや滑り止めオイルで対策することをおすすめします。
    滑り止めオイル「グリップオイル」は猫がいても安全ですか?
    グリップオイルは植物油を主成分とした自然由来の塗料で、木に浸透して効果を発揮します。表面に膜を作らず無垢床の手触りを損なわないため、床を歩いたり毛づくろいをしたりする猫がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
    グリップオイルを塗る前に確認することはありますか?
    今の床が「オイル仕上げ」か「ウレタン仕上げ」かを把握することが大切です。無塗装・オイル仕上げの床はそのまま塗装できますが、ウレタン仕上げ(表面に膜があるタイプ)は専用下塗り材を塗ってから施工します。ツヤの出方・手触り・水の弾き方でおおまかに見分けられます。
    サンプルや見積もりの相談はできますか?
    可能です。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意し、目立たない場所でお試しいただけます。出張塗装や工場塗装出荷のご相談・お見積もりも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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