ブログ

BLOG

猫の無垢フローリングの傷・爪痕対策|傷だらけを防ぐお手入れ

目次


    猫の無垢フローリングの傷・爪痕対策|傷だらけを防ぐお手入れ

    結論

    猫と無垢フローリングの暮らしで気になりやすいのは、①爪による傷・爪痕 ②汚れ・シミ ③滑りやすさの3つです。放っておくと床が傷だらけに見えてしまうことも。

    このうち爪痕・傷だらけや汚れ・シミは、爪切り・爪とぎの設置・マットの活用・早めの拭き取りという日々のお手入れで大きく予防できます。表面に膜を作らないオイル塗装の無垢床なら、浅い傷や爪痕は目立ちにくく部分補修もしやすいのが利点です。

    滑りが気になる場合は、無垢床の質感を保ったまま滑りにくくする滑り止めオイル「グリップオイル」で対策できます(天然由来でペットと暮らす住まいにも)。猫の滑り対策をより詳しく知りたい方はこちらの専用記事もご覧ください。創業1919年の伊勢通がサポートします。

    著者 田邊 瑛二(株式会社伊勢通 研究開発担当)

    Article written by
    田邊 瑛二
    無垢床の削りと滑り止めの専門家/株式会社伊勢通(創業1919年)

    この記事を書いた経緯|猫と無垢フローリングの暮らし

    【関連】猫のフローリング対策 完全ガイド:傷対策だけでなく滑り・床材選びまで通してご覧になりたい方は猫のフローリング対策 完全ガイド|滑る・傷・床材選びにまとめています。

    猫と暮らす家では、無垢フローリングの温もりや自然な風合いが心地よいもの。一方で「爪による傷」「汚れ・シミ」が気になるというご相談を多くいただきます。研究開発担当の視点から、傷・汚れを防ぐお手入れを中心に解説します。

    猫と暮らす家では、無垢フローリングの温もりや自然な風合いが心地よいものです。しかし、猫の爪による傷や、毛づくろい・飲みこぼしによる汚れ・シミが気になる、というお悩みもよく聞かれます。

    弊社にはフローリングのオイル塗装の上から塗れる滑り止め「グリップオイル」があり、ペットと暮らすお客様から「床の傷が気になる」「汚れをどうお手入れすればいい?」というご相談を多数いただいています。今回は、猫と無垢フローリングの相性や、傷・汚れを防ぐお手入れ方法を中心に詳しく解説します。

    猫がいる家の無垢フローリングで起こりがちな3つの悩み

    無垢フローリングは自然素材の魅力がいっぱいですが、猫との暮らしでは「爪による傷」「汚れ・シミ」「滑りやすさ」の3つが起こりがちです。それぞれの原因を知ると、対策が選びやすくなります。

    無垢フローリングは自然素材ならではの魅力がいっぱいですが、猫との暮らしでは次のような悩みが発生することがあります。

    ①爪による傷・爪痕

    猫が遊ぶときや爪とぎの際に、フローリングに引っかき傷(爪痕)がついてしまうことがあります。とくに走り回ったりジャンプの着地をしたりする場所は傷がつきやすく、積み重なると床が傷だらけに見えてしまうことも。次章のお手入れで予防できます。

    ②汚れ・シミ

    毛づくろいの跡や、飲み水・食べ物をこぼした跡が、シミとして残る場合があります。無塗装やオイル塗装の無垢床は水を吸い込みやすいため、放置するとシミになりやすいのが注意点です。

    ③滑りやすさ

    走り回る猫が滑ってしまい、転倒やケガ、足腰への負担につながるリスクがあります。猫は肉球で歩くため、ツルツルした床では踏ん張りが効きにくいのです。滑り対策はこの記事の後半(および専用記事)で詳しくご紹介します。

    無垢フローリングの上でくつろぐ猫|爪傷・汚れ・滑り対策

    猫の爪傷を防ぐお手入れのポイント

    爪傷は日々のお手入れで大きく減らせます。基本は「爪切り」「爪とぎの設置」「マットの活用」の3つ。猫にもフローリングにもやさしい習慣です。

    猫と無垢フローリングの暮らしを快適にするために、まずは爪傷を防ぐ次のポイントを押さえておきましょう。

    ①爪切りを定期的に行う

    猫の爪を定期的に切ることで、フローリングへの引っかき傷を減らすことができます。月1〜2回を目安に、伸びすぎる前に整えてあげましょう。

    ②爪とぎを設置する

    猫が爪を研ぐ専用の爪とぎを猫の好む場所に用意し、自然にフローリングを守る環境を整えます。床や家具で研ぐ習慣を防げます。

    ③フロアマットやラグを活用する

    家具の下や猫がよく通る場所にフロアマットを敷くことで、フローリングの保護と防音効果が得られます。ジャンプの着地点に敷くのも効果的です。

    【ポイント】ついてしまった浅い傷も、オイル塗装の無垢床なら目立ちにくくできます。表面に膜を作らないオイル塗装は、軽いサンディングやオイルの塗り直しで部分補修がしやすく、ウレタン塗装より日々のメンテナンスがしやすいのが特長です。

    爪とぎやマットで無垢フローリングの傷を防ぐ猫との暮らし

    汚れ・シミへの対応とお手入れ方法

    猫との暮らしでは、毛づくろいや飲みこぼしで汚れ・シミがつくことも。無塗装・オイル塗装の無垢床は水を吸い込みやすいので、こぼした水分は早めに拭き取るのがコツです。

    猫との暮らしでは、フローリングに汚れやシミがつくこともあります。次の方法で早めに対処しましょう。

    • 水シミや汚れには:固く絞った布で拭き取るか、専用クリーナーを使用します。
    • 食べ物のシミには:中性洗剤を薄めて使用し、軽く拭き取ります。
    【ポイント】無塗装・オイル塗装の無垢床は水を吸い込みやすく、放置するとシミが残りやすくなります。こぼした水分はできるだけ早く拭き取り、定期的にオイルでお手入れすると、汚れがつきにくく美しい状態を保てます。

    無垢フローリングの汚れ・シミを早めに拭き取るお手入れ

    猫の滑りが気になるときは?(対策の要点)

    猫は肉球で踏ん張りにくく、滑りは足腰への負担や転倒につながります。対策は「マット・ラグ」の一時対策と、「床自体を滑りにくくする」根本対策の2方向。詳しい4つの対策は専用記事で解説しています。

    猫が滑るのは、猫は肉球で歩くため踏ん張りが効きにくいことに加え、無垢フローリングが経年劣化・乾燥・製造時の研磨などで、塗装の種類に関わらず滑りやすくなることがあるためです。滑りは足腰への負担や転倒・ケガにつながるため、早めの対策をおすすめします。

    対策は大きく2つ。手軽なマット・ラグ(一時対策)と、無垢床の質感を保ったまま床そのものを滑りにくくする滑り止めオイル(根本対策)です。マットは即効性がありますが、爪とぎで傷みやすい・掃除が大変・家全体はカバーしにくい、という声もよく伺います。床自体を滑りにくくしたい場合は、次章のグリップオイルが向いています。


    関連記事
    猫が無垢床やフローリングで滑らないための4つの対策とは?
    猫の滑りによる健康リスク、4つの具体的な対策、キャットウォークの施工事例まで詳しく解説しています。

    【ポイント】滑りやすさは塗装方法だけでは決まりません。「オイルだから滑らない」「無塗装なら安心」とは一概に言えないため、気になる場合は実際の床で滑り具合を確かめることが大切です。高齢の猫がいるご家庭ではとくに注意しましょう(人の高齢者の転倒防止対策と考え方は共通します)。

    滑り止めオイル「グリップオイル」とは?

    「グリップオイル」は、無垢床の質感を活かしたまま適度な摩擦を生み出し、猫も滑りにくい床環境を整えるフローリング専用の自然オイル塗料です。天然由来成分でペットと暮らす住まいにも使えます。

    創業1919年の伊勢通が開発した滑り止めオイルです。天然由来の植物オイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床特有の手触りや質感を損ないません。既存のオイル塗装が施された無垢床にも、上から塗り重ねて使用できます。傷や汚れのお手入れと合わせて使うことで、猫が安心して走れる床に整えられます。

    フローリング専用 滑り止めオイル グリップオイル

    グリップオイルの3つの特長

    実測で摩擦係数は約2.7倍。植物油主成分で調湿性能と手触りを保ち、約4時間の乾燥で歩行できる、無垢床と猫にやさしい滑り止めオイルです。

    摩擦係数約2.7倍の滑り止め効果
    ① 摩擦係数 約2.7倍
    実測で確認。オイル仕上げの床に速乾タイプを塗ると約2.7倍に。
    木の特性を損なわない自然素材の塗料
    ② 自然素材で安心
    植物油が主成分。木に浸透し調湿性能と手触りを保ちます。
    4時間の乾燥後に歩行可能な施工性
    ③ 約4時間で歩行可
    コテ刷毛で塗装、拭き取り不要。無垢床なら他社塗料の上からも塗装可。

    実測データ|摩擦係数は約2.7倍に

    滑りにくさは実測で確認済み。オイル仕上げの床(ナラ材)に速乾タイプを塗装すると、摩擦係数が0.311から0.827へ、約2.7倍に向上しました。

    床の仕上げ(ナラ材) 塗装前 塗装するオイル 塗装後 倍率
    オイル仕上げの床 0.311 グリップオイル 速乾タイプ 0.827 約2.7倍
    オイル仕上げの床 0.311 グリップオイル 白木用 0.451 約1.5倍
    ウレタン塗装の床 0.290 専用下塗り材+速乾タイプ 0.563 約1.9倍

    ※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(新東科学製)/荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均・2026年6月1日 当社測定。詳しい測定条件と結果は滑り止めオイルの摩擦係数を実測した記事でご覧いただけます。

    犬の滑り対策をお探しの方は無垢床・フローリングで愛犬が滑る原因と滑り止め対策、お使いの床がオイル塗装かウレタン塗装か分からない場合はウレタン塗装・オイル塗装の違いと見分け方もあわせてご覧ください。

    ご相談の流れ・サンプルについて

    「うちの床に塗れる?」「猫が滑って心配」という方も大丈夫。サンプルで試してから、ご自宅の床に合った方法をご案内します。床の写真をお送りいただくと仕上げの判断がスムーズです。

    傷・汚れのお手入れに加えて滑り対策もしたい場合は、無垢フローリング専用滑り止めオイル「グリップオイル」のサンプルで一度お試しいただくのがおすすめです。次の流れでご利用いただけます。

    • 1)床の状態をメールで相談する(写真を送ると仕上げの判断がスムーズです)
    • 2)サンプルで目立たない場所に試す(滑り具合と質感を確認)
    • 3)必要に応じて本施工を検討する

    滑り止めオイルのサンプルについて

    サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。目立たない場所で滑り止め効果と質感をお試しいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ サンプルグリップオイル 白木用 サンプルグリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材 サンプル

    猫と無垢フローリングの暮らしを、まずはご相談を

    傷・汚れのお手入れから滑り対策まで、創業1919年の伊勢通が無料でご案内します。

    資料ダウンロード・商品ラインナップ

    商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。

    グリップオイルの商品ラインナップ

    無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ
    速乾タイプ(3分艶仕上げ)
    無垢床専用・速乾タイプ。
    100ml 6,600円/0.25L 10,890円/0.5L 16,335円/1L 21,780円

    詳細を見る →
    グリップオイル 白木用
    白木用(全艶消しマット仕上げ)
    無垢床専用・白木の質感を活かす。
    100ml 6,050円/0.5L 14,440円/1L 19,250円

    詳細を見る →
    グリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材
    ウレタン塗装専用 下塗り材
    ウレタン塗装床にグリップオイルを塗る前の下塗り材。
    1L 19,800円

    詳細を見る →

    Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード

    製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。

    Grip oil/滑り止めオイル 専用カタログ

    Grip oil/滑り止めオイル専用カタログの表紙

    製品安全データシート(SDS)

    Grip oil/滑り止めオイル 製品安全データシートの表紙

    猫と無垢フローリングの暮らしを、伊勢通がお手伝いします

    創業1919年。お使いの床に合った傷・汚れ・滑り対策をご提案します。

    よくあるご質問(FAQ)

    猫と無垢フローリングの暮らしや、グリップオイルについてよくいただく質問をまとめました。傷対策・お手入れ・滑り・施工・ご相談先を簡潔にお答えします。

    無垢フローリングは猫の爪で傷つきやすいですか?傷を防ぐには?
    無垢材は自然素材のため、猫の爪で傷がつくことがあります。爪を定期的に切る、爪とぎを設置する、通り道や家具下にマット・ラグを敷くといった日々のお手入れで、傷を大きく減らせます。表面に膜を作らないオイル塗装であれば、浅い傷は目立ちにくく、部分補修もしやすいという利点もあります。
    猫の爪でついてしまった傷は目立たなくできますか?
    オイル塗装仕上げの無垢床は、浅い傷であれば軽いサンディングやオイルの塗り直しで目立ちにくくできる場合があります。表面に硬い樹脂膜をつくるウレタン塗装に比べ、オイル塗装は部分的なメンテナンスがしやすいのが特長です。深い傷やへこみは無理をせず、専門の業者にご相談ください。
    猫が無垢フローリングで滑るのはなぜですか?対策は?
    猫は肉球で歩くためツルツルした床では踏ん張りが効きにくく、床側も経年劣化・乾燥・研磨により塗装の種類に関わらず滑りやすくなることがあります。滑りは足腰への負担や転倒につながるため、マットを敷く、床自体を滑りにくくするグリップオイルを塗るなどの対策が有効です。猫の滑り対策は『猫が無垢床やフローリングで滑らないための4つの対策とは?』で詳しく解説しています。
    滑り止めオイル「グリップオイル」は猫がいる家でも使えますか?
    はい。グリップオイルは植物オイルと植物ワックスを主成分とした自然由来の塗料で、ペットと暮らすご家庭でもお使いいただいています。木に浸透して表面に膜を作らないため、無垢床の手触りや風合いを損なわず、猫が滑りにくい床環境を整えられます。仕上がりや質感が気になる場合は、まずサンプルで目立たない場所からお試しください。
    グリップオイルはオイル塗装・ウレタン塗装どちらの床にも塗れますか?既存の塗装の上からは?
    オイル塗装(木に浸透するタイプ)の床にはそのまま塗装でき、既存のオイル塗装や他社の自然塗料で仕上げた無垢床の上からも塗り重ねられます。ウレタン塗装(艶消し・マット含む)の床は、ウレタン塗装専用の下塗り材を塗ったうえでグリップオイルを施工します。拭き取り不要で、約4時間の乾燥後に歩行できます。
    サンプルや見積もりの相談はできますか?
    可能です。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意し、目立たない場所でお試しいただけます。出張塗装や工場塗装出荷のご相談・お見積もりも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

    RECOMMENDATION

    おすすめ記事

    一覧へ戻る

    close

    CONTACT US

    伊勢通公式チャンネル 伊勢通公式チャンネル

    PAGE TOP