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フローリングが「オイル塗装か?ウレタン塗装か?」6つの見分け方を紹介

フローリングが「オイル塗装か?ウレタン塗装か?」6つの見分け方を紹介
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    Article written by
    田邊 瑛二
    株式会社伊勢通(創業1919年)日々「滑り止めオイル」を研究、開発
    田邊 瑛二

    滑らないフローリングの専門家、株式会社伊勢通です。

    フローリングのお手入れや、滑り止めを施すにあたって「我が家の床は、無垢床のオイル塗装?それとも、ウレタン塗装?」が分からないお客様が多くいらっしゃいます。

    確かに、床に意識を向けることは普段ありませんし、違いが分からないですよね。
    そんなお悩みにお応えするため、専門的な道具がなくても高い精度で仕上げの種類を判別できる方法をご紹介します。
    適切なメンテナンスや滑り止め対策は、仕上げ材を見極めることから始まります。今すぐチェックしてみまてください!

    ⒈ 見た目と手触りで判定

    チェック項目 無垢床オイル塗装 ウレタン塗装
    光沢 マット〜半ツヤ。
    自然な風合い。
    光沢感がある。
    マット〜半ツヤ。
    手触り 木目の凹凸を指先で感じる。 ツルツルと滑らか。
    硬い膜のような感触。
    傷の目立ち方 木肌に馴染み、目立ちにくい。 白く浮き出て目立つ。

    ⒉ 水滴テスト(初心者向け)

    最も簡単で安全な判別方法です。

    水滴(直径約5mm)を目立たない場所に落とし、30秒観察します。

    • 吸い込んで濃くなる → 無垢床オイル塗装
    • 水玉を弾いて残る → ウレタン塗装

    注意:オイル塗装面は水染みになりやすいため、すぐに乾いた布で拭き取りましょう。

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    ⒊ 爪痕テスト

    爪で軽く押して感触をチェックする方法です。

    • 爪痕が軽く残る → 無垢床オイル塗装
    • ツルッと滑り、跡が付かない → ウレタン塗装

    注意:オイル塗装の針葉樹(スギ、ヒノキ、パイン等)の場合は、木が柔らかいため簡単に痕が残ります。

    ⒋ 溶剤テスト(推奨はプロ向け)

    エタノールや弱めのシンナーを布に含ませてこすり、以下をチェックします。
    • 色素が布につく → 無垢床オイル塗装
    • 変化なし → ウレタン塗装

    注意:必ず目立たない箇所で行い、換気にも注意してください。
       また、このテストは復元できない痕が残る可能性があるため、一般の方には推奨しません。

    ⒌ 経年変化やメンテナンス履歴を確認

    • 3〜5年ごとに再塗装 → 無垢床オイル塗装
    • 10年近くノーメンテでも状態良好 → ウレタン塗装

    ⒍ 施工書類やメーカー確認が最終判断

    新築・リフォーム時の仕様書や建材の品番が分かれば、ほぼ確実に判別可能です。

    工務店やメーカーへの問い合わせも有効です。

    簡易診断チャート

    1. 水を弾く? → 弾かないなら無垢床オイル塗装
    2. 光沢が強い? → 強いならウレタン
    3. 溶剤で布が色付く? → 付けば無垢床オイル塗装、付かないならウレタンの可能性

    正しく見極めて、安全なメンテナンスを

    フローリングのメンテナンスや滑り止め対策では、床の塗装で方法が大きく異なります。

    一つの方法だけでなく、複数のテストを組み合わせて判断するのが安心ですので、参考にしてみてください。

    フローリングを滑り止めするには?

    フローリングの滑り止め対策は様々な方法がございます。

    ・滑り止めマットを敷く

    ・フロアコーティングを施す

    ・滑り止めワックスや塗料を塗装

    株式会社伊勢通では、滑り止め自然オイル塗料「Grip Oil(グリップオイル)」を販売しています。

    植物由来のオイルが主成分で、自然素材で且つ、フローリングにしっかりと滑り止め効果をプラスできます。

    小さなお子様やペット、高齢のご家族がいるご家庭でも、安心してご利用いただけます。

    オイル塗装の場合

    オイル塗装仕上げの無垢フローリングであれば、「グリップオイル」を直接塗布することで、滑りにくく安全な床に仕上げることができます。

    グリップオイルは植物系の自然塗料を使用しており、無垢材の温かみや質感を損なわず、自然な仕上がりのまま滑り止め効果を付与できます。

    グリップオイル

    ウレタン塗装の場合(一般フローリング含む)

    ウレタン塗装仕上げの床は表面に樹脂の膜があり、通常のオイル塗料は浸透しません。

    このため、「ウレタン塗装専用の下塗り材」を使用した上で、その後にグリップオイルを重ね塗りする方法を推奨しています。これにより、ウレタン塗装の床でもしっかりと滑り止め効果が得られ、安全性が高まります。

    一般的にフローリングはウレタン塗装になりますので、「下塗り材+グリップオイル」で塗装していただく必要がございます。

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    どうしても床の種類が分からない

    今回ご紹介した方法を試してみて、それでも床の種類が分からない場合は、床を撮影した写真とともにお気軽にご相談下さい。

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    滑り止めオイルの無料サンプルについて

    もし無塗装やオイル塗装で滑りやすさにお困りの場合は、無垢フローリング専用の滑り止めオイル「Grip Oil」の無料サンプルをお試しください。

     

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    無垢フローリング専用

    滑り止めオイル「グリップオイル」

    グリップオイル

    料金:0.25L 12,100円、0.5L 18,150円、1L 24,200円

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