無垢床に愛犬マットは必要?メリット・デメリットと滑り止め対策
フローリングはワンちゃんにとって非常に滑りやすく、骨折・脱臼・腰のヘルニアの原因になりかねません。獣医師も家庭でのケアとして滑り止めマットの設置を効果的な予防策のひとつとして推奨しています。
ただしマットには、メリット(簡単に滑り止め・傷防止・防音・洗える)とデメリット(かじる・日焼けの色ムラ・掃除の手間・見た目)の両面があります。こまめな掃除や敷く場所の工夫に加え、無垢床そのものに滑り止めオイル「グリップオイル」を塗る対策との併用なら、マットを敷いていない場所も滑りにくくなり、無垢床の美しさも活かせます。
創業1919年の伊勢通が、愛犬にもご家族にも快適な無垢床づくりをご案内します。
「愛犬にマットを敷くべき?」という悩み
無垢床は天然素材ならではの温かみが魅力ですが、ワンちゃんとの暮らしではマットを敷くかどうかが悩みどころ。この記事では「無垢床×愛犬マット」のメリット・デメリットを整理し、両立のコツまで解説します。
滑らない無垢床の専門家、株式会社伊勢通です。
「無垢フローリングに、滑り止めで愛犬用マットを敷くべきか?」そんなご相談を最近よくいただきます。
無垢床は天然素材ならではの温かみと心地よさが魅力ですが、ワンちゃんとの暮らしを考えると、マットを敷くかどうか悩みどころですよね。せっかくの無垢床の美しい木目をマットで隠してしまうのはもったいない、でも愛犬の足腰は心配——多くの飼い主さんが同じ悩みを抱えています。
今回は、「無垢床×愛犬マット」のメリットとデメリットを分かりやすく整理しました。ぜひ参考にして、愛犬にもご家族にも快適な空間づくりにお役立てください。

獣医師に聞いた滑り止めマットの重要性
フローリングは犬にとって非常に滑りやすく、骨折・脱臼・腰のヘルニアの原因になりかねません。獣医師も家庭での滑り止め対策を、愛犬の健康を守る効果的な予防策のひとつとして推奨しています。
まず初めに、愛犬マットによる滑り止めの重要性について説明します。愛犬の足腰の健康を守るために、滑り止めマットはとても大切な役割を果たします。
フローリングはワンちゃんにとっては非常に滑りやすく、脚の骨折や脱臼、腰のヘルニアなどを引き起こす原因になりかねません。例えば、ソファやベッドなどの段差から飛び降りた際に、滑って着地に失敗し、思わぬ大ケガにつながるケースもあるのです。
滑りやすい床で起こりやすいトラブルには、次のようなものがあります。
- 骨折・脱臼:走り出しや着地で足が滑り、関節や骨に大きな負担がかかります。小型犬は膝蓋骨脱臼(パテラ)にも注意が必要です。
- 腰のヘルニア:踏ん張れない床では腰への負担が蓄積します。ダックスフンドなど胴長の犬種は特に注意しましょう。
- 関節への慢性的な負担:大ケガに至らなくても、毎日滑りながら歩くことで足腰の関節に負担がかかり続けます。シニア犬では症状が出やすくなります。
実際に多くの犬の診療を行う獣医師の方々も、「できることなら手術は避けたい」と考えています。だからこそ、ご家庭でのケア=滑り止め対策が、愛犬の健康を守るための効果的な予防策のひとつとして推奨されています。
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無垢床に愛犬マットを敷く4つのメリット
マットのメリットは4つ。①敷くだけで簡単に滑り止め ②爪による床の傷を防止 ③走る音・足音の防音 ④汚れたら洗える——手軽に始められるのが最大の強みです。
まずは、無垢床に愛犬用マットを敷くメリットから見ていきましょう。
①簡単に滑り止めできる
特に子犬やシニア犬は無垢床だけでは滑ってしまうことも。マットを敷くだけで足腰への負担を軽減できます。
特に子犬やシニア犬は、無垢床だけでは滑ってしまうことがあります。マットを敷くだけで、簡単に足腰への負担を軽減できます。工事や塗装などの手間がなく、今日からすぐに始められるのが大きな魅力です。
②床への傷を防止できる
爪で床を引っ掻いて傷がつくリスクを減らし、高価な無垢フローリングを長く美しく保てます。
爪で床を引っ掻いて傷がつくリスクを減らせます。高価な無垢フローリングを長く美しく保てるのは、飼い主さんにとって嬉しいポイントです。
③防音効果がある
ワンちゃんが走ったりジャンプしたときの音を軽減。特にマンション住まいの方には安心です。
ワンちゃんが走ったりジャンプしたときの音を軽減でき、特にマンション住まいの方には安心です。階下への足音が気になるご家庭では、マットの防音効果は大きなメリットになります。
④汚れたら洗うことができる
タイルマットタイプなら汚れた部分だけ外して洗える。洗濯機で丸洗いできるマットもあり、清潔を保ちやすいです。
汚れたらすぐに洗えるので、清潔な状態を保てます。タイルマットタイプなら、汚れた部分だけを外して洗うことができて便利です。また、洗濯機で丸洗いできるマットもあり、お手入れがさらに手軽になります。
無垢床に愛犬マットを敷く4つのデメリット
デメリットも4つ。①かじってしまう ②日焼けによる色ムラ ③掃除が手間になる ④無垢床の見た目が隠れる——特に色ムラと掃除は「敷きっぱなし」で起こりがちです。
一方で、マットには注意しておきたいデメリットもあります。
①マットをかじってしまう
好奇心旺盛な子犬や噛み癖のある子は、マットをかじってしまうことも。誤食のリスクにも注意が必要です。
好奇心旺盛な子犬や噛み癖のある子の場合、マットをかじってしまうことも。ちぎれた破片を誤って飲み込んでしまうリスクもあるため、噛み癖のある子には、かじりにくい素材を選ぶなどの配慮が必要です。
②日焼けによる色ムラができる
長期間マットを敷いた場所とそうでない場所で、日焼けや経年変化に差が出ることがあります。
無垢材は日光や空気に触れることで、少しずつ色合いが深まっていく素材です。長期間マットを敷いた場所とそうでない場所で、日焼けや経年変化に差が出ることも。マットを外したときに「そこだけ色が違う」という状態になりやすい点は覚えておきましょう。
③掃除が手間になるケースも
頻繁にマットをめくって掃除しないと、逆にゴミやホコリ、抜け毛が溜まる原因になります。
頻繁にマットをめくって掃除しないと、逆にゴミやホコリが溜まる原因になります。ワンちゃんの抜け毛や皮脂もマットの下に入り込みやすいため、「敷いたら敷きっぱなし」にせず、定期的なお手入れが欠かせません。
④インテリアの雰囲気を損なう場合も
せっかくの無垢床の美しい木目がマットで隠れてしまうことを、デメリットと感じる方もいます。
せっかくの無垢床の美しい見た目が、マットで隠れてしまうことをデメリットと感じる方もいます。無垢床の風合いに惹かれて家づくりをした方ほど、部屋一面にマットを敷くことには抵抗があるかもしれません。
早見表と両立の3つのコツ【動画あり】
メリット・デメリットを一覧で整理しました。「滑りにくさ」と「無垢床の良さ」を両立するコツは、①こまめな掃除 ②マットの位置替え ③必要な場所だけ敷く、の3つです。
ここまでのメリット・デメリットと、その工夫を一覧にまとめました。
| 気になるポイント | マットのメリット | 注意点と工夫 |
|---|---|---|
| 滑り対策 | 敷くだけで足腰の負担を軽減できる | 敷いていない場所は滑ったまま ➡︎ 床そのものの滑り止めと併用 |
| 床の保護 | 爪による傷を防ぎ、床を美しく保つ | 長期間同じ場所だと日焼けの色ムラ ➡︎ 時々位置を変える |
| 音・清潔さ | 防音効果があり、汚れたら洗える | 下にゴミ・抜け毛が溜まる ➡︎ めくってこまめに掃除 |
| 見た目 | 好みのデザインを選べる | 無垢の木目が隠れる ➡︎ 必要な場所だけに敷く |
無垢床と愛犬マット、どちらも大切にする3つのコツ
マットのデメリットは使い方の工夫でかなり軽減できます。ポイントは「敷きっぱなしにしない」ことです。
無垢フローリングと愛犬マット、どちらもそれぞれメリットとデメリットがあります。「滑りにくさ」と「無垢床の良さ」の両立を目指すなら、次のバランスが理想的です。
- ① こまめに掃除する:日常的にマットの表面や下を、こまめに掃除する。
- ② マットの位置を変える:日当たりが強い場所は、時々マットの位置を変えて日焼けの色ムラを防ぐ。
- ③ 必要な場所だけに敷く:愛犬がよく走る場所・段差の近くなど必要な場所だけマットを敷き、なるべく無垢床を生かす。
この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。
無垢床そのものにも滑り止めを|グリップオイルとは?
マットの弱点「敷いていない場所は滑る」「木目が隠れる」を補うのが、床そのものに塗る滑り止めオイル「グリップオイル」。無垢床の風合いを保ったまま滑り止め効果をプラスできます。
マットは手軽で有効な対策ですが、敷いていない場所は滑りやすいままです。廊下や部屋の入り口など、家じゅうにマットを敷き詰めると、今度は無垢床の良さが失われてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、無垢床自体の滑り止め対策です。株式会社伊勢通では、無垢フローリング専用の自然系滑り止め塗料「Grip Oil(グリップオイル)」をご用意しています。植物由来のオイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床の自然な風合いを損なうことなく、しっかりと滑り止め効果をプラスできます。
マットを敷く手軽さに加え、床そのものにも滑り止め効果を与えることで、より高い安全性を実現できます。愛犬の足腰への負担を減らしながら、大切な無垢床の美しさも長く守り続けましょう。

グリップオイルの3つの特長
①実測で確認した滑り止め効果 ②舐めても安心の自然素材 ③コテ刷毛で簡単施工——ワンちゃんと暮らす無垢床にやさしい滑り止めオイルです。

① 滑りを根本から抑える
表面性測定機で実測。塗装前と比べ摩擦係数が大きく向上します。

② 自然素材で安心
植物油が主成分。ワンちゃんが床を舐めてしまう場面でも安心です。

③ 誰でも簡単に施工
コテ刷毛を使って塗るだけ。オイル塗装の上からも塗装できます。
【実測データ】グリップオイルの摩擦係数 測定結果
専用の表面性測定機で摩擦係数(数値が大きいほど滑りにくい)を実測。ナラ材のオイル仕上げ(0.311)に速乾タイプを塗ると0.827と、約2.7倍まで滑りにくくなりました。
| 仕上げ・施工 | 施工前 | グリップオイル施工後 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| オイル仕上げ+速乾タイプ | 0.311 | 0.827 | 約2.7倍 |
| オイル仕上げ+白木用 | 0.311 | 0.451 | 約1.5倍 |
| ウレタン仕上げ+下塗り材+速乾 | 0.290 | 0.563 | 約1.9倍 |
※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均/2026年6月1日 当社測定)。フローリング(ナラ材)での値です。
▶ 8条件の全測定データ・測定方法はこちら
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ご相談・サンプルの流れ
「①相談 ➡︎ ②サンプルで試す ➡︎ ③よく歩く場所から塗る」の流れがおすすめ。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類です。



資料ダウンロード・商品ラインナップ
専用カタログ・SDS・商品ラインナップをまとめてご紹介します。
グリップオイルの商品ラインナップ
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専用カタログと製品安全データシート(SDS)をご用意しています。
よくあるご質問(FAQ)
無垢床と愛犬マット、グリップオイルについて、よくいただく質問をまとめました。




