無垢床の滑り止め塗料のコスパは?1㎡あたりの費用と塗装面積を解説
無垢フローリング専用の滑り止め「グリップオイル」速乾タイプ(1L・税込21,780円)で塗れる面積の目安は、オイル塗装済みの床で約80㎡(約44畳)、無塗装の床で約40㎡(約22畳)です。無塗装は木がオイルを多く吸い込むため、塗れる面積が少なくなります。
1㎡あたりの単価にすると、オイル塗装済みで約272円/㎡(約495円/畳)、無塗装で約545円/㎡(約990円/畳)。平均的な30坪戸建てのLDK(約25〜30㎡)なら、約6,800〜16,300円が1回塗りの目安です。
無塗装品は吸い込みが多く2回塗りを推奨するため、実際は上記の1.5〜2倍程度をみておくと安心です。滑り止め効果と自然な仕上がりを保ちながら、コストも抑えやすいのがグリップオイルの特長。創業1919年の伊勢通が、床の状態に合わせた最適なプランをご案内します。
この記事を書いた経緯|「実際いくらで塗れるの?」
滑らない無垢床の専門家、株式会社伊勢通の田邊瑛二です。お客様から「実際どのくらいの金額で塗れるの?」というご質問をよくいただきます。この記事では、グリップオイルのコスト感を分かりやすくご紹介します。
「無垢フローリングを滑りにくくしたいけれど、コスパも気になる…」という方は少なくありません。滑り止め対策は続けて安心して暮らすためのものですから、費用の目安が分かると検討しやすくなります。
そこで今回は、無垢床専用の滑り止めオイル「グリップオイル」について、1Lで塗れる面積・1㎡あたりの単価・戸建て1軒あたりの総額を、早見表を交えて具体的に解説します。ご自宅の床の広さに当てはめて、費用のイメージづくりにお役立てください。
グリップオイル1Lで何㎡塗れる?塗装面積の目安
コスパを知るうえでまず確認したいのが「1Lでどれくらい塗れるか」です。無塗装の床は約40㎡(約22畳)、オイル塗装済みの床は約80㎡(約44畳)が目安。床の状態で塗れる面積が2倍ほど変わります。
グリップオイルのコストパフォーマンスを知るうえで、まず押さえておきたいのが「1Lでどれくらいの面積を塗れるか」という点です。同じ1Lでも、床が無塗装かオイル塗装済みかで塗れる面積が大きく変わります。
| 床の状態 | 1Lで塗れる面積 | 畳数の目安 |
|---|---|---|
| 無塗装の無垢フローリング | 約40㎡ | 約22畳 |
| オイル塗装済みの無垢フローリング | 約80㎡ | 約44畳 |
無塗装の無垢材は木の内部までオイルを多く吸い込むため、同じ量でも塗れる面積が狭くなります。すでにオイル塗装が施された床は吸い込みが少なく、1Lでより広い面積を塗ることができます。※いずれも1回塗りの目安で、木材の種類や表面の状態によって前後します。
1㎡・1畳あたりの塗装単価
速乾タイプ1L(税込21,780円)を基準にすると、㎡あたりの単価はオイル塗装済みで約272円、無塗装で約545円。畳あたりに換算すると約495〜990円です。
塗装面積が分かれば、1㎡・1畳あたりの単価も計算できます。グリップオイル速乾タイプ(1L・税込21,780円)を基準にした塗装単価は以下の通りです。
| 床の状態 | 塗装面積 | ㎡あたり | 畳あたり |
|---|---|---|---|
| 無塗装品 | 40㎡ | 約545円 | 約990円 |
| オイル塗装済み品 | 80㎡ | 約272円 | 約495円 |

一戸建て(30坪)で塗るといくら?総額の目安
平均的な30坪戸建てのLDK(約25〜30㎡)を1回塗る場合、オイル塗装済みの床で約6,800〜8,200円、無塗装の床で約13,600〜16,300円が目安です。
実際の住まいに当てはめてみましょう。平均的な30坪戸建て住宅のLDK(約25〜30㎡)を塗装した場合の、材料費のおおよその目安は次の通りです。
| 塗る床の状態 | LDK 約25㎡ | LDK 約30㎡ |
|---|---|---|
| 無塗装の無垢床 | 約13,600円 | 約16,300円 |
| オイル塗装済みの無垢床 | 約6,800円 | 約8,200円 |
LDK1部屋なら1L前後でまかなえる計算です。コストは塗装面の状態や吸い込み具合によって変動しますので、あくまで目安としてご覧ください。より正確な必要量は、塗装面積をもとに無料でお見積もりいたします。

塗装回数とコストの関係|2回塗りを推奨する理由
塗装回数は床の状態や木材の種類で変わります。新品の無塗装品は吸い込みが多く2回以上を推奨。オイル塗装済みの床は1〜2回で十分な効果が得られる場合が多いです。
ここまでの単価はいずれも「1回塗り」の目安です。実際には床の状態や木材の種類によって、必要な塗装回数が変わります。新品の無塗装品は吸い込みが多いため、2回以上の塗装を推奨しています。逆に、オイル塗装済みの床は1〜2回の塗装で十分な効果が得られる場合が多いです。
2回以上の塗装を推奨する理由
吸い込み量が増える要因は主に2つ。表面のキズ・すり減りと、木材そのものの吸い込みやすさです。塗り重ねることで見た目が整い、滑り止め効果の持続力も高まります。
- 表面の状態:細かなキズ・すり減り・削れなどがあると、オイルの吸い込み量が増えます。
- 木材の種類:アカシア、ブラックウォールナット、栗などは特に吸い込みやすい樹種です。
塗装を重ねることで、見た目が整うだけでなく、滑り止め効果の持続力もアップします。2回塗りの場合は必要量が増えるため、費用も1回塗りの1.5〜2倍程度をみておくと安心です。
塗装費用を自分で見積もる手順
床の状態・面積・塗装回数の3ステップで、おおよその費用を計算できます。
- 床の塗装状態を確認する無塗装かオイル塗装済みかを確認します。無塗装は吸い込みが多く、1Lで塗れる面積が少なくなります。
- 塗りたい面積を測る滑り止めを塗りたい床の面積(㎡)を測ります。畳数の場合は1畳あたり約1.82㎡で換算します。
- 1㎡あたりの単価をかけるオイル塗装済みなら約272円/㎡、無塗装なら約545円/㎡をかけて概算を出します。
- 塗装回数を考慮して調整する無塗装品は2回以上を推奨。2回塗る場合は費用を1.5〜2倍程度みておきます。
動画で見る|グリップオイルのコストと使い方
この記事は、こちらの動画をもとにブログにしたものです。グリップオイルのコスト感や実際の使い方を、動画でもご確認いただけます。
文章だけでは伝わりにくい塗装のイメージも、動画なら分かりやすくご覧いただけます。ご質問等ございましたら、本webサイトのお問い合わせページからお気軽にお問い合わせください。
なぜコスパが良い?滑り止めオイル「グリップオイル」とは
「グリップオイル」は、無垢床の質感を活かしたまま適度な摩擦を生み出し、滑りにくい床環境を整えるフローリング専用の自然オイル塗料です。少量で広い面積を塗れるため、コストを抑えやすいのが特長です。
創業1919年の伊勢通が開発した滑り止めオイルです。天然由来の植物オイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床特有の手触りや質感を損ないません。既存のオイル塗装が施された無垢床にも、上から塗り重ねて使用できます。1Lで最大約80㎡を塗れるため、材料費を抑えながら滑り止め対策ができます。

グリップオイルの3つの特長
表面性測定機の実測で摩擦係数は大きく向上。植物油主成分で調湿性能と手触りを保ち、速乾タイプは約4時間の乾燥で歩行できる、無垢床にやさしい滑り止めオイルです。

① 摩擦係数が大きく向上
表面性測定機で実測。塗装前と比べ滑りにくさが大きくアップ。

② 自然素材で安心
植物油が主成分。木に浸透し調湿性能と手触りを保ちます。

③ 約4時間で歩行可(速乾)
コテ刷毛で塗装、拭き取り不要。無垢床なら他社塗料の上からも塗装可。
【実測データ】グリップオイルの摩擦係数 測定結果
専用の表面性測定機で摩擦係数(数値が大きいほど滑りにくい)を実測。ナラ材のオイル仕上げ床(0.311)に速乾タイプを塗ると0.827と、約2.7倍まで滑りにくくなりました。
| 床の仕上げ・施工 | 施工前 | グリップオイル施工後 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| オイル仕上げ+速乾タイプ | 0.311 | 0.827 | 約2.7倍 |
| オイル仕上げ+白木用 | 0.311 | 0.451 | 約1.5倍 |
| ウレタン仕上げ+下塗り材+速乾 | 0.290 | 0.563 | 約1.9倍 |
※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均/2026年6月1日 当社測定・ナラ材)。
▶ 8条件の全測定データ・測定方法はこちら
あわせて読みたい
無垢床・フローリングで愛犬が滑る原因と滑り止め対策|グリップオイルとは?
グリップオイルの効果や滑り止めの仕組みを、滑りの原因からやさしく解説しています。
塗装コストのご相談・サンプルの流れ
「うちの床だといくらになる?」という方も大丈夫。床の状態や広さをお知らせいただければ、材料費の概算と最適な施工方法をご案内します。まずはサンプルで試してからご検討いただけます。
費用の目安が分かったら、次のような流れでご検討いただけます。
- 1)床の状態・広さをメールで相談する(写真や畳数を送ると概算がスムーズです)
- 2)サンプルで目立たない場所に試す(滑り止め効果と質感を確認)
- 3)必要量のお見積もり・本施工を検討する
滑り止めオイルのサンプルについて
サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。目立たない場所で滑り止め効果と質感をお試しいただけます。



資料ダウンロード・商品ラインナップ
商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。
グリップオイルの商品ラインナップ
無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。
Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード
製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。
無垢フローリングの滑り対策を、伊勢通がお手伝いします
創業1919年。お使いの床に合った滑り止め対策を、コスト面も含めてご提案します。
よくあるご質問(FAQ)
グリップオイルのコスト・塗装面積・塗装回数について、よくいただく質問をまとめました。




