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無垢フローリングの掃除方法|クイックルワイパー・水拭きの注意点

目次


    無垢フローリングの掃除方法|クイックルワイパー・水拭きの注意点

    結論

    グリップオイル(滑り止めオイル)を塗装した無垢フローリングは、特別な道具や洗剤は不要です。①掃除機・クイックルワイパーで埃を取る ②固く絞った雑巾で水拭き ③乾拭きで仕上げるという一般的な方法で、滑り止め効果と木の風合いを保ったままお手入れできます。

    注意したいのは「過度な水拭き」と「お掃除ロボット」。水分が多すぎるとシミの原因になり、ロボットは同じ場所を通って走行跡が残ることがあります。水やペットのおしっこをこぼしたらすぐに拭き取るのがシミ予防の鉄則です。

    より清潔に保ちたい場合は、滑り止め効果を損なわない専用スプレークリーナーがおすすめ。無垢床のお手入れは、創業1919年の伊勢通がサポートします。

    著者 田邊 瑛二

    Article written by
    田邊 瑛二
    無垢床の削りと滑り止めの専門家/株式会社伊勢通(創業1919年)

    グリップオイル塗装の床は、なぜお手入れがかんたん?

    グリップオイルは木に浸透して効果を発揮するオイル塗装のため、表面に膜を作りません。だからこそ日常のお手入れは一般的なフローリングと同じで、特別な道具や洗剤は不要です。

    「グリップオイルを塗った無垢フローリング、どのように掃除すればいいの?」というご質問をよくいただきます。無垢フローリングは自然の美しさと温もりを楽しめる床材ですが、適切な掃除方法を知らないと、シミや摩耗の原因になることがあります。

    そこで今回は、滑り止めオイル「グリップオイル」を塗装した無垢フローリングの正しい掃除方法と、知っておきたい注意点を詳しくご紹介します。

    グリップオイルは植物オイルを主成分とした自然塗料で、木にしみ込んで滑り止め効果を発揮します。ウレタン塗装のように表面に硬い樹脂膜を作らないため、木が呼吸できる「素の無垢」に近い質感を保てるのが特長です。お手入れも特別なことは必要なく、普段どおりの掃除で十分。ポイントを押さえておけば、滑り止め効果も美しさも長く維持できます。

    お使いの床が「オイル塗装」か「ウレタン塗装」か分からない方は、ウレタン塗装・オイル塗装の違いと見分け方の記事もあわせてご覧ください。仕上げによってお手入れや施工方法が変わります。

    日常的な掃除方法【3ステップ】

    グリップオイルを塗装した床の日常清掃は、①埃を取る→②固く絞った雑巾で水拭き→③乾拭きで仕上げる、の3ステップでOK。いずれも一般的な掃除道具で行えます。

    グリップオイルを塗った無垢フローリングは、一般的な掃除方法で問題なくお手入れできます。次の3ステップを基本にすると、長く美しさを維持できます。

    ①掃除機・クイックルワイパーで埃を取る

    まずは掃除機やフロアワイパーで埃やゴミを取り除きます。目地部分に埃が溜まりやすいため、目地に沿ってかけると効果的です。

    通常の掃除機を使用して埃を取り除けます。目地部分に埃が溜まりやすいため、目地に沿ってかけると効果的です。一般的なフローリング用ワイパー(クイックルワイパーなど)を使用しても問題なく掃除できます。乾いたシートで日々の細かな埃を取るだけでも、床をきれいに保てます。

    ②固く絞った雑巾で水拭きする

    軽い汚れは固く絞った雑巾で水拭きすれば問題ありません。ただし水分が多すぎるとシミの原因になるため、しっかり絞ることが大切です。

    皮脂汚れや軽い汚れが気になるときは、固く絞った雑巾で水拭きしましょう。ポイントは「固く絞る」こと。水分が多すぎると床に染み込み、シミの原因になります。洗剤は基本的に不要ですが、使用する場合は床用の中性洗剤を薄めて使い、最後に水拭きで拭き取ってください。

    ③乾拭きで仕上げる

    水拭きのあとは乾いた布で乾拭きして仕上げます。水分を床に残さないことが、シミ予防といつもの風合いを保つコツです。

    水拭きをした後は、乾いた布で乾拭きをして仕上げると安心です。床に水分を残さないことで、シミや白濁を防ぎ、グリップオイルならではの自然な風合いを保てます。

    無垢床 滑り止めオイル 出張塗装の様子

    注意が必要なお掃除方法

    便利な掃除方法でも、オイル塗装の無垢床には向かないものがあります。特に「お掃除ロボット」と「過度な水拭き」は、跡やシミの原因になることがあるため注意しましょう。

    日常清掃はかんたんなグリップオイルの床ですが、いくつか注意が必要な掃除方法もあります。次の2点を押さえておきましょう。

    ①お掃除ロボット(ルンバなど)

    お掃除ロボットは使えますが、同じ場所を何度も通ることで床に走行跡がつくことがあります。設置場所や走行ルートを工夫しましょう。

    お掃除ロボットは便利ですが、毎日同じルートを走行することで、床に跡がつくことがあります。使用する際は、設置場所や走行ルートを工夫し、跡が気になる場合は使用範囲を調整してください。気になる箇所はワイパーや雑巾で部分的にお手入れするのもおすすめです。

    ②過度な水拭き

    水分を大量に使う掃除は禁物です。床に染み込んでシミの原因になります。水拭きは固く絞った雑巾で行い、拭いた後は乾拭きで仕上げましょう。

    水分を大量に使用すると、床に染み込んでシミの原因になります。スチームクリーナーのように高温・大量の水蒸気を当てる掃除も、オイル塗装の無垢床には向きません。水拭きは固く絞った雑巾で行い、拭いた後は乾拭きで仕上げると安心です。

    市販の床用ワックスやコーティング剤は、表面に膜を作って滑り止め効果や木の質感を損なうことがあるため、オイル塗装の無垢床にはおすすめしません。お手入れは「掃除+必要に応じて専用クリーナー」で十分です。

    シミができてしまった場合の対処法

    グリップオイルは自然オイル塗料のため、液体が長時間残るとシミになることがあります。最大のポイントは「こぼしたらすぐ拭き取る」。早めの対処でシミを防げます。

    グリップオイルは自然オイル塗料のため、液体が長時間残るとシミができることがあります。もし水やペットのおしっこ、飲み物などをこぼしてしまった場合は、すぐに拭き取ることが最も重要です。対処が早ければ、シミになるのを防ぐことができます。

    拭き取った後は、固く絞った雑巾で軽く水拭きし、乾拭きで仕上げてください。時間が経って薄いシミになってしまった場合でも、無垢床は表面を軽く研磨してグリップオイルを塗り直すことで、目立ちにくくできる場合があります。落ちにくいシミは無理にこすらず、伊勢通までご相談ください。

    無垢フローリングを掃除するイメージ

    ペットと暮らすお宅では、汚れや傷のお手入れも気になるところ。猫の爪傷・汚れから無垢フローリングを守るお手入れの記事もあわせてご覧ください。

    動画でわかる|無垢床のお手入れ

    グリップオイルを塗装した無垢フローリングのお手入れの様子を、動画でもご覧いただけます。日々の掃除の参考にしてください。

    より清潔に保つ|専用スプレークリーナー

    より効果的に掃除をしたい方には、グリップオイルの成分を含んだ専用スプレークリーナーがおすすめ。滑り止め効果を損なわず、シュッと吹いて乾拭きするだけでお手入れできます。

    日常清掃に加えて、より清潔に保ちたい場合は専用のスプレークリーナーを使用するのもおすすめです。市販の床用洗剤と違い、オイル塗装の無垢床のために作られたお手入れ用品です。

    • 抗菌・防カビ成分配合で、無垢床を清潔に保てます。
    • グリップオイルの成分を含むため、滑り止め効果を損なわずに掃除できます。
    • 使い方はかんたん。シュッと吹きかけて乾拭きするだけでお手入れが完了します。
    無垢フローリング専用 お掃除スプレークリーナー

    無垢フローリングのお掃除クリーナー

    抗菌・防カビ成分+グリップオイル成分配合。滑り止め効果を保ちながら、日々のお手入れを手軽にできます。

    料金:0.5L 3,300円

    商品一覧ページはこちら →

    滑り止めオイル「グリップオイル」とは?

    「グリップオイル」は、無垢床の質感を活かしたまま適度な摩擦を生み出すフローリング専用の自然オイル塗料。塗装後も普段どおりの掃除でお手入れできます。

    創業1919年の伊勢通が開発した、無垢フローリング専用の滑り止めオイルです。天然由来の植物オイルが主成分で、木に浸透して効果を発揮するため表面に膜を作らず、無垢床特有の手触りや質感を損ないません。既存のオイル塗装が施された無垢床にも、上から塗り重ねて使用できます。「無塗装やオイル塗装の床が滑って困っている」という方は、お手入れの手軽さも含めて検討してみてください。

    フローリング専用 滑り止めオイル グリップオイル

    グリップオイルの3つの特長

    実測で摩擦係数は約2.7倍。植物油主成分で調湿性能と手触りを保ち、約4時間の乾燥で歩行できる、お手入れもかんたんな滑り止めオイルです。

    摩擦係数約2.7倍の滑り止め効果
    ① 摩擦係数 約2.7倍
    実測で確認。オイル仕上げの床に速乾タイプを塗ると約2.7倍に。
    木の特性を損なわない自然素材の塗料
    ② 自然素材で安心
    植物油が主成分。木に浸透し調湿性能と手触りを保ちます。
    4時間の乾燥後に歩行可能な施工性
    ③ 約4時間で歩行可
    コテ刷毛で塗装、拭き取り不要。無垢床なら他社塗料の上からも塗装可。

    実測データ|摩擦係数は約2.7倍に

    滑りにくさは実測で確認済み。オイル仕上げの床(ナラ材)に速乾タイプを塗装すると、摩擦係数が0.311から0.827へ、約2.7倍に向上しました。

    床の仕上げ(ナラ材) 塗装前 塗装するオイル 塗装後 倍率
    オイル仕上げの床 0.311 グリップオイル 速乾タイプ 0.827 約2.7倍
    オイル仕上げの床 0.311 グリップオイル 白木用 0.451 約1.5倍
    ウレタン塗装の床 0.290 専用下塗り材+速乾タイプ 0.563 約1.9倍

    ※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(新東科学製)/荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均・2026年6月1日 当社測定。詳しい測定条件と結果は滑り止めオイルの摩擦係数を実測した記事でご覧いただけます。

    滑りや塗り直しが気になる方へ|ご相談の流れ

    「床が滑る」「効果が薄れてきた気がする」という方は、まず床の状態を相談し、サンプルで目立たない場所に試してから、必要に応じて施工・塗り直しを検討する流れがおすすめです。

    今のお手入れに加えて、「床の滑りが気になる」「以前塗ったグリップオイルの効果が薄れてきた気がする」という場合は、塗り直しや施工をご検討ください。グリップオイルは無垢床なら上から塗り重ねて使えるため、摩擦力が弱まってきたと感じたら部分的・全体的に塗り直しが可能です。いきなり全体に塗るのが不安な方は、次の流れがおすすめです。

    • 1)床の状態をメールで相談する(写真を送ると仕上げの判断がスムーズです)
    • 2)サンプルで目立たない場所に試す
    • 3)必要に応じて本施工・塗り直しを検討する

    滑り止めオイルのサンプルについて

    サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。目立たない場所で滑り止め効果と質感、仕上がりをお試しいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ サンプルグリップオイル 白木用 サンプルグリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材 サンプル

    無垢床のお手入れ・滑り対策、まずはご相談を

    床の状態に合ったお手入れ・施工方法を、創業1919年の伊勢通が無料でご案内します。

    資料ダウンロード・商品ラインナップ

    商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。

    グリップオイルの商品ラインナップ

    無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ
    速乾タイプ(3分艶仕上げ)
    無垢床専用・速乾タイプ。
    100ml 6,600円/0.25L 10,890円/0.5L 16,335円/1L 21,780円

    詳細を見る →
    グリップオイル 白木用
    白木用(全艶消しマット仕上げ)
    無垢床専用・白木の質感を活かす。
    100ml 6,050円/0.5L 14,440円/1L 19,250円

    詳細を見る →
    グリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材
    ウレタン塗装専用 下塗り材
    ウレタン塗装床にグリップオイルを塗る前の下塗り材。
    1L 19,800円

    詳細を見る →

    Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード

    製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。

    Grip oil/滑り止めオイル 専用カタログ

    Grip oil/滑り止めオイル専用カタログの表紙

    製品安全データシート(SDS)

    Grip oil/滑り止めオイル 製品安全データシートの表紙

    無垢床を、長く美しく。伊勢通がお手伝いします

    創業1919年。お使いの床に合ったお手入れ・滑り対策をご提案します。

    よくあるご質問(FAQ)

    グリップオイルを塗装した無垢フローリングの掃除・お手入れについて、よくいただく質問をまとめました。掃除方法・水拭き・お掃除ロボット・シミ・専用クリーナー・塗り直しを簡潔にお答えします。

    グリップオイルを塗った無垢フローリングは、どうやって掃除すればいいですか?
    一般的なフローリングと同じ方法で問題ありません。掃除機やクイックルワイパーで埃を取り、軽い汚れは固く絞った雑巾で水拭きし、最後に乾拭きで仕上げます。特別な道具や洗剤は不要で、滑り止め効果や木の風合いを損なわずにお手入れできます。
    水拭きはしても大丈夫ですか?
    固く絞った雑巾であれば水拭きして問題ありません。ただし水分が多すぎると床に染み込みシミの原因になるため、しっかり絞ってから拭き、拭いた後は乾拭きで仕上げると安心です。
    お掃除ロボット(ルンバなど)は使えますか?
    使用できますが、同じ場所を何度も通ることで床に走行跡がつくことがあります。設置場所や走行ルートを工夫し、跡が気になる場合は使用範囲を調整してください。
    水やペットのおしっこをこぼしてしまいました。シミにしないためには?
    グリップオイルは自然オイル塗料のため、液体が長時間残るとシミになることがあります。こぼした場合はすぐに拭き取ることが最も重要です。対処が早ければシミになるのを防げます。拭き取った後は乾拭きで仕上げてください。
    専用のスプレークリーナーとは何ですか?普通の床用洗剤ではだめですか?
    専用スプレークリーナーは抗菌・防カビ成分とグリップオイルの成分を含み、滑り止め効果を損なわずに掃除できるお手入れ用品です。市販の床用ワックスやコーティング剤は表面に膜を作り、滑り止め効果や木の質感を損なうことがあるため、オイル塗装の床には専用品の使用をおすすめします。
    ワックスがけやコーティングは必要ですか?
    グリップオイルは木に浸透して効果を発揮するオイル塗装のため、表面に膜を作る市販ワックスやコーティングは不要です。むしろ膜を作るタイプの製品は滑り止め効果を妨げる場合があります。日常はお掃除のみ、必要に応じて専用クリーナーやオイルの塗り直しでお手入れしてください。
    滑り止めの効果が薄れてきたら塗り直しできますか?
    できます。グリップオイルは無垢床なら上から塗り重ねて使えるため、摩擦力が弱まってきたと感じたら部分的・全体的に塗り直しが可能です。塗り直しの頻度は使用環境によりますが、気になる場合はサンプルやお見積もりでご相談ください。
    サンプルや見積もりの相談はできますか?
    可能です。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意し、目立たない場所でお試しいただけます。出張塗装や工場塗装出荷のご相談・お見積もりも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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