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複合フローリングが滑る時の対策|ウレタン塗装の床を滑りにくくする方法

目次

    複合フローリングが滑る時の対策|ウレタン塗装の床を滑りにくくする方法

    結論複合フローリングが滑りやすいのは、多くの場合、表面がウレタン塗装のなめらかな膜でおおわれているためです。拭き掃除やマットで一時的に楽にはなりますが、床そのものの滑りやすさは変わりません。床を直したいときは、下塗り材を塗ってから滑り止めオイル(速乾タイプ)を塗る2ステップで、塗る前のウレタン塗装の床とくらべて約1.9倍(当社実測)滑りにくくできます。ワックスを塗った床は、先にワックスを剥がしてください。
    著者 田邊 瑛二(株式会社伊勢通 研究開発担当)

    Article written by
    田邊 瑛二
    無垢床の削りと滑り止めの専門家/株式会社伊勢通(創業1919年)

    複合フローリングが滑りやすい3つの理由

    「足元がツルッとして怖い」「犬が走ると足がすべる」――複合フローリングの滑りには、だいたい次の3つの理由があります。

    ツヤのある複合フローリングを布で拭く様子

    ツヤがあって水をはじく床は、表面がウレタン塗装の膜でおおわれています

    ① 表面がウレタン塗装の膜でおおわれている

    複合フローリングの多くは、表面をウレタン樹脂の膜で保護しています。膜は汚れや水に強い反面、表面がなめらかで、靴下や素足、ペットの足が止まりにくくなります。

    ② ワックスやつや出し剤が残っている

    ワックスやつや出し剤を重ねてきた床は、膜がさらに厚くなっていることがあります。剥がれかけたワックスがムラになって、場所によって滑り方が変わることもあります。

    ③ 皮脂・ほこり・スプレーの成分がたまっている

    足裏の皮脂やほこり、ヘアスプレーなどの成分が床にたまると、急に滑りやすくなることがあります。この場合は掃除で直ることがあります。

    ▶ 関連記事:フローリングが急に滑る原因は? 拭いて直るケースと、直らない時の滑り止め対策

    家でできる対策と、その限界

    まずは家にあるものでできる対策です。どれもすぐ始められますが、床の表面そのものは変わらないことを知っておくと、次の手を選びやすくなります。

    対策 よいところ 限界
    拭き掃除(水拭き→乾拭き) すぐできる。汚れが原因なら滑りがおさまる ウレタンの膜のなめらかさは変わらない
    マット・ラグを敷く 置くだけで、気になる所をすぐ守れる すき間や段差でつまずくことがある。掃除の手間がふえる
    滑り止めワックス 自分で塗れる。ペット用もある 定期的な塗り直しがいる。重ねるといずれ剥がす作業が必要

    ワックスの剥がれ・白くなった時の直し方は、こちらでくわしく説明しています。

    ▶ 関連記事:フローリングのワックス剥がれの直し方

    床そのものを滑りにくくする|下塗り材+速乾の2ステップ

    ウレタン塗装の膜には、オイルが染み込みません。そこで、先に下塗り材を塗って、オイルを受け止める層をつくってから、滑り止めオイルを塗ります。

    下塗り材とグリップオイル(速乾タイプ)の2ステップ

    先に下塗り材、乾いたら速乾タイプ。この順番で塗ります

    ① 下塗り材を薄く塗って、乾かす

    床の汚れを落としてよく乾かしたら、下塗り材を薄くのばします。乾くまで4〜5時間ほどが目安です。

    ② 速乾タイプを塗って、乾かす

    下塗り材が乾いたら、滑り止めオイルの速乾タイプを薄く塗ります。こちらも4〜5時間ほどで乾きます。

    ③ どれくらい滑りにくくなる?

    塗る前のウレタン塗装の床とくらべて、滑りにくさは約1.9倍(当社実測)。セット(下塗り材1L+速乾1L)でLDK約40平米が塗れる目安です。足裏が止まる感じは床や使い方で変わるので、まずは有償サンプル(税込660円〜)で目立たない所をお試しください。

    塗る前に確かめること

    ① 床の仕上げを「水1滴」で見分ける

    床の上で水滴が玉になって残る様子

    水が玉になって残る床は、ウレタン塗装の可能性が高い床です

    床に水を1滴たらして、玉になって残ればウレタン塗装、しみこむならオイル塗装や無塗装の可能性が高いです。オイル塗装や無塗装の床なら下塗り材は要りません。くわしくはフローリング塗装の見分け方をご覧ください。

    ② ワックスを塗った床は、先にワックスを剥がす

    ワックスの上からは、そのままでは塗れません。先にワックスをすべて剥がし、よく乾かしてから下塗り材を塗ってください。

    ③ 木目を印刷したシートの床は、まず試す

    表面が木目を印刷したシートの床(シートフローリング)は、床によって密着が違います。必ず先に有償サンプル(税込660円〜)で、目立たない所を試してください。分からないときは、床の写真を送ってご相談ください。

    ④ 賃貸の床は、管理会社に確認する

    床に塗る対策は、元に戻す(原状回復)の考え方が物件ごとに違います。塗る前に必ず管理会社・オーナーへご確認ください。

    複合フローリング(ウレタン塗装)の滑り止めに|ウレタン塗装フローリング用セット

    ウレタン塗装フローリング用セット(下塗り材1.0L+速乾1.0L)

    ツヤがあり水をはじく床(ウレタン塗装)は、オイルが染み込まないため下塗り材が必要です。下塗り材1Lと速乾タイプ1Lのセットで、LDK約40平米。塗った後の滑りにくさは約1.9倍(ウレタン塗装のままの床比・当社実測)。

    ※ワックスを塗った床には、そのままでは塗れません。先にワックスをすべて剥がし、よく乾かしてからお使いください。

    公式ストアでセットを見る

    セットのくわしい説明

    まとめ|複合フローリングは「下塗り+オイル」で床から直せる

    複合フローリングの滑りは、表面のウレタン塗装の膜が主な理由です。拭き掃除やマットは手軽ですが、床そのものは変わりません。床から滑りにくくしたいときは、ワックスがあれば先に剥がし、下塗り材→速乾タイプの2ステップで塗ります。仕上げが分からない、シートの床かもしれないという場合は、有償サンプルで試すか、写真を送ってご相談ください。

    床の仕上げが分からないときのご相談の流れ

    「オイルかウレタンか分からない」という方も大丈夫。床の写真をお送りいただければ、仕上げの種類と最適な施工方法をご案内します。

    • 1)床の状態をメールで相談する(写真を送ると仕上げの判断がスムーズです)
    • 2)サンプルで目立たない場所に試す
    • 3)必要に応じて本施工を検討する

    滑り止めオイルのサンプルについて

    サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意。目立たない場所で滑り止め効果と質感をお試しいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ サンプルグリップオイル 白木用 サンプルグリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材 サンプル

    お使いの床に塗れるか、まずはご相談を

    床の仕上げの判断から最適な施工方法まで、創業1919年の伊勢通が無料でご案内します。

    資料ダウンロード・商品ラインナップ

    商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。

    グリップオイルの商品ラインナップ

    無垢床専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。床の仕上げや用途に合わせてお選びいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ速乾タイプ(3分艶仕上げ) 無垢床専用・速乾タイプ。 100ml 6,600円/0.25L 10,890円/0.5L 16,335円/1L 21,780円 詳細を見る →
    グリップオイル 白木用白木用(全艶消しマット仕上げ) 無垢床専用・白木の質感を活かす。 100ml 6,050円/0.5L 14,440円/1L 19,250円 詳細を見る →
    グリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材ウレタン塗装専用 下塗り材 ウレタン塗装床にグリップオイルを塗る前の下塗り材。 1L 19,800円 詳細を見る →

    Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード

    製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。

    Grip oil/滑り止めオイル 専用カタログ

    Grip oil/滑り止めオイル専用カタログの表紙

    製品安全データシート(SDS)

    Grip oil/滑り止めオイル 製品安全データシートの表紙

    フローリングの滑り対策を、伊勢通がお手伝いします

    創業1919年。お使いの床に合った滑り止め対策をご提案します。

    よくあるご質問(FAQ)

    複合フローリングの滑り止めについて、よくいただく質問をまとめました。

    複合フローリングにグリップオイルは塗れますか?
    表面がウレタン塗装の複合フローリングは、オイルが染み込まないため、そのままでは塗れません。先に下塗り材を塗り、その上から速乾タイプを塗る2ステップで使います。
    下塗り材なしで塗ってもいいですか?
    ウレタン塗装の床はオイルが染み込まないため、下塗り材が必要です。下塗り材なしで塗ることはおすすめしていません。
    ワックスを塗っている床でも使えますか?
    ワックスの上からはそのままでは塗れません。先にワックスをすべて剥がし、よく乾かしてから下塗り材を塗ってください。
    どれくらい滑りにくくなりますか?
    塗る前のウレタン塗装の床とくらべて、滑りにくさは約1.9倍です(当社実測)。感じ方は床や使い方で変わるので、まずは有償サンプル(税込660円〜)で目立たない所をお試しください。
    どのくらいの広さを塗れますか?
    下塗り材1Lと速乾タイプ1Lのセットで、LDK約40平米が目安です。
    木目を印刷したシートの床にも塗れますか?
    シートの床は、床によって密着が違います。必ず先に有償サンプル(税込660円〜)で、目立たない所を試してください。分からないときは、床の写真を送ってご相談ください。
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    田邊 瑛二
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