ブログ

BLOG

木製滑り台の“滑りすぎ”対策|保育施設・ご自宅の無垢材すべり台の事例

目次


    木製滑り台の“滑りすぎ”対策|保育施設・ご自宅の無垢材すべり台の事例

    結論

    無垢材で作った木製の滑り台が「ツルツル滑りすぎて危ない」——弊社にも、保育施設の木製滑り台とご自宅のオーダーメイド無垢材すべり台から、実際にご相談をいただいています。スピードが出すぎるとお子様の転倒・けがのリスクにつながります。

    滑りすぎの調整には、無垢床の滑り止めとして開発した滑り止めオイル「グリップオイル」が有効です。塗ることで表面の摩擦力が高まり、滑り具合を抑えられます。ただし滑り台は「適度に滑る」ことも大切なので、薄く塗って確かめながら仕上げるのがコツです。

    この記事では2つの事例をもとに、滑り止めオイルでの“滑りすぎ”調整のポイントを、創業1919年・保育園での施工実績もある伊勢通がご紹介します。

    著者 田邊 瑛二(株式会社伊勢通 研究開発担当)

    Article written by
    田邊 瑛二
    無垢床の削りと滑り止めの専門家/株式会社伊勢通(創業1919年)

    「滑りすぎる滑り台をどうにかしたい」というご相談

    無垢フローリング専用の滑り止めオイル「グリップオイル」を販売する伊勢通です。今回は少し変わり種の事例——無垢材で作られた「滑り台」の“滑りすぎ”対策をご紹介します。

    「無垢材で作った滑り台がツルツル滑りすぎて危ない」——このようなお声を、お客さまより過去に何件かいただいたことがあります。

    滑りすぎてしまうと、スピードが出すぎてお子様が転倒・けがをするリスクがあることは、容易に想像がつきます。遊びの中での安全性を高めるため、滑り止めオイルで“滑りすぎ”を調整したいというご要望でした。

    無垢材で作られた木製滑り台の滑りすぎ対策の事例

    実際にいただいた2つのご相談事例

    ご相談いただいた事例は、大きく2つ。いずれも「無垢材ならではの心地よさは残したまま、安全性を確保したい」というお客さまのお気持ちからのお問い合わせでした。

    木製滑り台の“滑りすぎ”について、弊社が実際にいただいたご相談は下記の2つのケースです。

    事例①
    保育施設に設置された、木製滑り台

    子どもたちが日常的に使う保育施設の木製滑り台です。大勢の子が繰り返し使う場所だからこそ、スピードが出すぎないよう滑り具合を整えたい、というご相談でした。素足や靴下で遊ぶ場面も多く、安全面への配慮が求められます。

    事例②
    ご自宅に設置した、オーダーメイドの無垢材滑り台

    ご自宅用にオーダーメイドで製作された、無垢材の滑り台です。せっかくの無垢材の風合いや手触りは活かしたまま、お子様が安全に遊べるように“滑りすぎ”だけを抑えたい、というご要望でした。

    いずれも無垢材特有の心地よさを大切にしながら、安全性を確保したいという思いは共通しています。こうした「滑りすぎ」を、木の質感を損なわずに調整できるのが滑り止めオイルです。

    木製滑り台が滑りすぎる原因や、逆に「滑りが悪い」ときの調整方法、塗装(オイル/ウレタン)の見分け方をさらに詳しく知りたい方は、木製滑り台が滑りすぎる・滑りが悪い時の滑り具合調整法もあわせてご覧ください。
    無塗装・オイル・ウレタンなど仕上げのタイプ別に原因と対策を選びたい方は、木製滑り台の滑りすぎを解消|仕上げ3タイプ別の滑り止め対策もご覧ください。

    動画で見る|滑り止めオイルと木製遊具

    滑り止めオイル「グリップオイル」の雰囲気や使い方を、動画でもご覧いただけます。木製の遊具・床の“滑りすぎ”対策をイメージする参考にしてください。

    滑り止めオイルで“滑りすぎ”を抑える|塗装のポイント

    グリップオイルは無垢床の滑り止めとして開発されたオイルで、滑り台に塗装することで「滑り具合の調整」が可能です。ただし遊具は“適度に滑る”ことも大切なので、塗り方には注意が必要です。

    グリップオイルは、無垢床の滑り止めとして開発されたオイルです。滑りすぎ対策としても有効で、滑り台に塗装することで「滑り具合の調整」ができます。ただし、下記の塗装ポイントに注意してください。

    • 厚く塗りすぎないこと。一度にたっぷり塗ると、必要以上に滑りにくくなります。
    • 少量を“薄く塗る”ことで滑り具合を調整する。薄く塗り重ねながら、ちょうど良い滑り具合を探ります。

    滑り止めを効かせたいけれど、滑り台としての役割も果たしたい。滑り止め効果が効きすぎても、かえって遊具としての楽しさが損なわれます。そのバランスを取るために、「試し塗り→確認→再塗装」の流れがとても大切です。

    “滑りすぎ”を調整する3ステップ

    目立たない場所で薄く試し塗りをし、乾かして滑り具合を確認。足りなければ薄く塗り重ねる——この3ステップで、塗りすぎを防ぎながら適度な滑り具合に仕上げます。

    手順 やること ポイント
    ① 試し塗り 滑り面の目立たない一部に、ごく薄く塗る 一度に厚塗りしない。少量を薄くのばす
    ② 確認 しっかり乾かし、実際の滑り具合を確かめる お子様の様子も見ながら、まだ滑りすぎるか判断
    ③ 再塗装 足りなければ薄く塗り重ねて再調整 「薄く重ねる」を繰り返して適度な滑りに
    【塗り過ぎにご注意ください】グリップオイルはあくまで床の滑り止めが本来の用途です。滑り台は「適度に滑る」ことも大切なので、一度に厚く塗らず、滑り具合を確かめながら薄く塗り重ねて調整してください。塗りすぎると必要以上に滑りにくくなることがあります。

    滑り止めオイル「グリップオイル」とは?

    グリップオイルは、植物オイルと植物ワックスを主成分とした無垢材専用の滑り止めオイル。木の質感を損なわず、オイル塗装の上からでも塗れて、簡単に滑り止め効果を追加できます。

    無垢材の滑り台で、自然素材の質感を活かしたい場合は、無垢材専用の「Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)」がおすすめです。植物オイルと植物ワックスを主成分としており、木に浸透して表面に膜を作らないため、無垢材の手触りを保ったまま滑りにくく仕上げられます。オイル塗装済みの上からでも塗布できるので、簡単に滑り止め効果を追加できます。

    無垢材専用の滑り止めオイル グリップオイル

    ウレタン塗装など、表面がコーティングされたフローリング・遊具に塗装する場合は「ウレタン塗装専用の下塗り材」をご使用ください。まずは今の塗装がオイル系か表面コーティングかを確認することが大切です。

    グリップオイルの3つの特長

    実測で摩擦係数は約2.7倍。植物油主成分で調湿性能と手触りを保ち、約4時間の乾燥で歩行できる、無垢材にやさしい滑り止めオイルです。

    摩擦係数約2.7倍の滑り止め効果
    ① 摩擦係数 約2.7倍
    実測で確認。オイル仕上げの床に速乾タイプを塗ると約2.7倍に。
    木の特性を損なわない自然素材の塗料
    ② 自然素材で安心
    植物油が主成分。木に浸透し調湿性能と手触りを保ちます。
    4時間の乾燥後に歩行可能な施工性
    ③ 約4時間で歩行可
    コテ刷毛で塗装、拭き取り不要。無垢材なら他社塗料の上からも塗装可。

    実測データ|摩擦係数は約2.7倍に

    滑りにくさは実測で確認済み。オイル仕上げの床(ナラ材)に速乾タイプを塗装すると、摩擦係数が0.311から0.827へ、約2.7倍に向上しました。

    床の仕上げ(ナラ材) 塗装前 塗装するオイル 塗装後 倍率
    オイル仕上げの床 0.311 グリップオイル 速乾タイプ 0.827 約2.7倍
    オイル仕上げの床 0.311 グリップオイル 白木用 0.451 約1.5倍
    ウレタン塗装の床 0.290 専用下塗り材+速乾タイプ 0.563 約1.9倍

    ※摩擦係数=数値が大きいほど滑りにくい。測定:トライボギア 表面性測定機 TYPE:14(新東科学製)/荷重200g・ポリエステル靴下・各条件3回平均・2026年6月1日 当社測定。詳しい測定条件と結果は滑り止めオイルの摩擦係数を実測した記事でご覧いただけます。

    サンプル(税込660円〜)で“滑り具合”をお確かめください

    木製滑り台の滑りやすさにお困りなら、まずはサンプル(税込660円〜)を。目立たない場所で薄く試し塗りして、滑り止め効果と質感をお確かめいただけます。「試す→現物で確認→ご相談」の流れがおすすめです。

    もし木製の滑り台の滑りやすさにお困りの場合は、無垢材専用の滑り止めオイル「Grip Oil」のサンプル(税込660円〜)をお試しください。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意しています。

    グリップオイル 速乾タイプ サンプルグリップオイル 白木用 サンプルグリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材 サンプル

    滑り台に塗れるか、まずはご相談を

    塗装の種類の判断から最適な施工方法まで、創業1919年・保育園での実績もある伊勢通が無料でご案内します。

    資料ダウンロード・商品ラインナップ

    商品ラインナップ・専用カタログ・SDSをまとめてご紹介します。

    グリップオイルの商品ラインナップ

    無垢材専用の「速乾タイプ」、白木の質感を活かす「白木用」、ウレタン塗装床に使う「専用下塗り材」の3種類。塗装の種類や用途に合わせてお選びいただけます。

    グリップオイル 速乾タイプ
    速乾タイプ(3分艶仕上げ)
    無垢材専用・速乾タイプ。
    100ml 6,600円/0.25L 10,890円/0.5L 16,335円/1L 21,780円

    詳細を見る →
    グリップオイル 白木用
    白木用(全艶消しマット仕上げ)
    無垢材専用・白木の質感を活かす。
    100ml 6,050円/0.5L 14,440円/1L 19,250円

    詳細を見る →
    グリップオイル ウレタン塗装専用下塗り材
    ウレタン塗装専用 下塗り材
    ウレタン塗装床にグリップオイルを塗る前の下塗り材。
    1L 19,800円

    詳細を見る →

    Grip oil/滑り止めオイル 資料ダウンロード

    製品の概要・施工方法・メンテナンス方法をまとめたカタログと、安全にお使いいただくための製品安全データシート(SDS)をご用意しています。

    Grip oil/滑り止めオイル 専用カタログ

    Grip oil/滑り止めオイル専用カタログの表紙

    製品安全データシート(SDS)

    Grip oil/滑り止めオイル 製品安全データシートの表紙

    木製遊具・床の滑り対策を、伊勢通がお手伝いします

    創業1919年。お使いの遊具・床に合った滑り止め対策をご提案します。

    よくあるご質問(FAQ)

    木製滑り台の“滑りすぎ”対策とグリップオイルについて、よくいただく質問をまとめました。塗り方・事例・ご相談先を簡潔にお答えします。

    木製の滑り台の“滑りすぎ”は滑り止めオイルで調整できますか?
    調整できる可能性があります。滑り止めオイル「グリップオイル」は無垢床の滑り止めとして開発したオイルで、木製滑り台に塗ることで表面の摩擦力を高め、滑りすぎを抑えて滑り具合を調整できます。ただし遊具は「適度に滑る」ことも大切なので、薄く塗って確かめながら仕上げることが大切です。
    滑り台にオイルを塗るとき、塗りすぎに注意が必要ですか?
    はい。滑り止めオイルはあくまで床の滑り止めが本来の用途で、一度に厚く塗ると必要以上に滑りにくくなり、遊具としての楽しさが損なわれることがあります。目立たない場所で薄く試し塗りをし、乾燥後に滑り具合を確認しながら、少しずつ薄く塗り重ねて調整してください。
    保育施設に設置した木製滑り台にも使えますか?
    保育施設の木製滑り台からもご相談をいただいています。グリップオイルは植物油を主成分とした自然由来の塗料で、保育園の床でも採用され、子どもたちが素足で走り回っても滑りにくい環境づくりに使われています。まずはサンプルで質感と効果をお確かめいただけます。
    自宅に設置したオーダーメイドの無垢材滑り台にも塗れますか?
    塗れます。実際にご自宅のオーダーメイド無垢材すべり台についてもご相談をいただいています。無垢材のオイル塗装の上からでも塗布でき、木の質感を活かしたまま滑り具合を調整できます。塗装の種類が分からない場合は、写真でご相談いただければ最適な方法をご案内します。
    ウレタン塗装された滑り台にも塗れますか?
    ウレタン塗装など表面がコーティングされている場合は、グリップオイルをそのまま塗っても密着しにくいため、「ウレタン塗装専用の下塗り材」を塗ってから滑り止めオイルを施工します。まずは今の塗装がオイル系か表面コーティングかを確認することが大切です。
    サンプルや見積もりの相談はできますか?
    可能です。サンプルは「速乾タイプ」「白木用」「ウレタン塗装専用下塗り材」の3種類をご用意し、目立たない場所でお試しいただけます。出張塗装や工場塗装出荷のご相談・お見積もりも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

    RECOMMENDATION

    おすすめ記事

    一覧へ戻る

    close

    CONTACT US

    伊勢通公式チャンネル 伊勢通公式チャンネル

    PAGE TOP