無垢床で子供が滑る問題を解決するための7つの対策


日々「滑り止めオイル」を研究、開発
無垢床の魅力と課題
無垢床は自然素材ならではの温かみや質感が魅力的で、多くの家庭で採用されています。
しかし、その一方で「子どもが無垢床で滑ってしまう」という悩みを抱えている家庭も少なくありません。
特に小さなお子さんはまだ歩行が安定していないため、滑りやすい床材だと転倒のリスクが高まります。
そこで今回は、無垢床で子どもが滑ってしまう原因と、その対策について詳しく解説します。
子どもが無垢床で滑ることによるリスク
まず最初に、子どもが滑ることで起こり得るリスクをまとめてました。
無垢のフローリングは自然な風合いが魅力ですが、表面がツルツルしていると、小さな子どもが足を滑らせてしまうことがあります。
転倒によるケガが増える
子どもは元気に走り回ったり、思いがけない方向へ動き回ったりするため、滑りやすい床ではバランスを崩しやすくなります。
頭を打ったり、手足を強くぶつけて骨折してしまうケースもあり、深刻なケガにつながることがあるので要注意です。
遊びや学習に集中しづらくなる
子どもは床でおもちゃを広げたり、本を読んだりすることが多いですが、床が滑りやすいと姿勢を保ちづらく落ち着いて過ごせません。
安心して遊んだり勉強したりできる空間づくりのためにも、滑り止め対策は欠かせません。
保護者も家事や見守りが大変に
滑る床で転倒しないか常に気を配らなければならず、家事に集中できない・ストレスが増えるなどの負担がかかります。
子どもの安全を守るためにも、早めの対策が必要です。
滑りやすくなる原因
まず考えられるのが、無垢床の表面状態です。
無垢材は本来滑りにくい性質を持つことが多いですが、以下の要因で滑りやすくなる場合があります。
床材がツルツルしすぎている
無垢床は素材そのものが滑りやすくなることがあります。特に、オイル仕上げやワックス仕上げの床は光沢が出て、滑りやすくなることも。
汚れやホコリが原因
掃除が行き届いていないと、床に溜まった汚れやホコリが滑りやすさを助長します。
床のメンテナンスが不足している
定期的なメンテナンスを行っていないと、無垢材の表面が劣化し、滑りやすくなる可能性があります。
子どもの身体的な要因もチェック
子どもが無垢床で滑ってしまうのは、床材だけが原因ではない場合もあります。特に子どもの身体的な状態が影響していることも。
靴や靴下が滑りやすい
子どもが履いている靴や靴下が滑りやすい素材だと、床の影響を強く受けやすくなります。
裸足で歩いている
裸足や滑り止めのない靴下で歩くと、足裏のグリップ力が弱くなり、滑りやすくなります。
環境的な要因にも注意
意外と見逃しがちなのが、室内環境です。気温や湿度が床の滑りやすさに影響を与えることも。
湿度が低い
乾燥しすぎた室内環境では、無垢材の表面が乾燥し、滑りやすくなることがあります。
無垢床の滑り止め対策
最後に、滑り止め対策を考慮しましょう。
無垢フローリングの滑りやすさを軽減するためには、いくつかの対策があります。
① ラグやカーペットを敷く
滑りやすい場所にラグやカーペットを敷くことで、転倒リスクを軽減できます。
特に、キッチンやリビングルームの出入り口など、人が頻繁に行き来する場所にラグを敷くと効果的です。
また、裏面に滑り止め加工が施されたカーペットを選ぶとさらに安全です。
② 定期的な清掃
床に汚れやホコリが溜まっていると、滑りやすくなります。
定期的に清掃を行い、床を清潔に保ちましょう。
③ 湿度の調整
部屋の湿度を適切に保つために、加湿器を活用する。
④ スリッパ・靴下の見直し
スリッパや靴下の裏面がツルツルしていると、無垢フローリングの上で滑りやすくなります。
ゴム底のスリッパや、滑り止めがついた靴下を選ぶことで、安全に歩行することができます。
⑤ コーティング業者に依頼する
フローリングのコーティングを専門とした業者に依頼することで、滑り止め対策を行う事ができます。
UV、シリコン、ガラス、ウレタンといった、様々なコーティングの種類があるので、用途に合わせて選択しましょう。
⑥ 滑り止めワックスの塗布
床材の種類に合わせて、専用のワックスを塗布することで、表面の摩擦力を高め、滑り止め効果を持たせます。
事前の仕上がり艶感、塗り方、メンテナンス等の確認は必要です。
⑦ 滑り止めオイルの塗装
ご自宅の床が、オイル塗装の無垢フローリングといった自然素材にこだわっていらっしゃる方もいらっしゃいますよね。
このような場合は、無垢フローリング専用の滑り止めオイル「グリップオイル」がおすすめです。
植物オイルと植物ワックスを主成分とする滑り止めのオイルで、オイル塗装済みフローリングの上からの塗装も可能です。
ペットだけでなく、お子様やお年寄りの方にとっても滑りにくい床にすることができます。
無垢床の滑り止めオイル塗装事例
こちらは築11年の保育園で、当初は一般的なオイル塗装で滑りやすく大変困っていました。
靴下が滑るのは想像できるかと思いますが、冬場になると素足でも乾燥するため滑ってしまいます。
ご相談を頂き、開園3年後ぐらいからグリップ力のあるオイル塗装を施し、定期的にメンテナンス塗装を行なっています。
その結果、床の滑りやすさは大幅に改善され、子どもたちが元気に走り回っても安心して見守ることができるようになりました。
特に冬場の乾燥した時期でも、素足で過ごす子どもたちが滑って転ぶ心配がなくなり、保育園全体で安全な環境が整いました。
今では、子どもたちが元気に遊び回る姿を見ながら、保育園全体が一層明るく活気のある場所となりました。
まとめ
無垢床は美しく快適な生活を提供してくれますが、滑りやすさの問題は家族にとって大きな課題です。
物理的な要因、子どもの身体的な要因、環境的な要因を見直し、適切な改善策を講じることで、無垢床での転倒リスクを減らすことが可能です。
ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考にして、快適で安全な住環境を整えてみてください。
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