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無垢床で子供が滑る問題を解決するための4つのポイント

無垢床で子供が滑る問題を解決するための4つのポイント
目次

    無垢床の魅力と課題

    無垢床は自然素材ならではの温かみや質感が魅力的で、多くの家庭で採用されています。しかし、その一方で「子どもが無垢床で滑ってしまう」という悩みを抱えている家庭も少なくありません。特に小さなお子さんはまだ歩行が安定していないため、滑りやすい床材だと転倒のリスクが高まります。

    そこで今回は、無垢床で子どもが滑ってしまう原因と、その対策について詳しく解説します。

    無垢床の表面状態を確認する

    まず考えられるのが、**無垢床の表面状態**です。無垢材は本来滑りにくい性質を持つことが多いですが、以下の要因で滑りやすくなる場合があります。

    滑りやすくなる原因

    ・床材がツルツルしすぎている
    無垢床は素材そのものが滑りやすくなることがあります。特に、オイル仕上げやワックス仕上げの床は光沢が出て、滑りやすくなることも。
    ・汚れやホコリが原因
    掃除が行き届いていないと、床に溜まった汚れやホコリが滑りやすさを助長します。
    ・床のメンテナンスが不足している
    定期的なメンテナンスを行っていないと、無垢材の表面が劣化し、滑りやすくなる可能性があります。

    解決策

    ・定期的に無垢床専用のクリーナーで清掃し、ワックスの使い過ぎを避ける。
    ・滑り止め効果のあるコーティング剤を使用して表面を保護する。

    子どもの身体的な要因もチェック

    子どもが無垢床で滑ってしまうのは、床材だけが原因ではない場合もあります。特に子どもの身体的な状態が影響していることも。

    身体的要因

    ・靴や靴下が滑りやすい
    子どもが履いている靴や靴下が滑りやすい素材だと、床の影響を強く受けやすくなります。
    ・裸足で歩いている
    裸足や滑り止めのない靴下で歩くと、足裏のグリップ力が弱くなり、滑りやすくなります。

    解決策

    ・滑り止め付きの靴下や室内履きを使うことで、足元のグリップ力を高める。
    ・足裏ケアも大切です。特に冬場は足裏が乾燥しやすいので、適切なケアを行うと滑りにくくなります。

    環境的な要因にも注意

    意外と見逃しがちなのが、室内環境です。気温や湿度が床の滑りやすさに影響を与えることも。

    環境要因

    ・気温が低い
    床が冷たくなると、足裏の感覚が鈍り、滑りやすさが増すことがあります。
    ・湿度が低い
    乾燥しすぎた室内環境では、無垢材が乾燥し、表面が滑りやすくなることがあります。

    解決策

    ・部屋の湿度を適切に保つために、加湿器を活用する。
    ・冬場はフローリングの上に滑り止めマットを敷くことで、滑りやすさを軽減する。

    改善策を導入してリスクを減らす

    最後に、滑り止め対策を考慮しましょう。滑りやすい場所には物理的な対策を導入するのが効果的です。

    滑り止め対策

    ・滑り止めマットを敷く
    特に子どもがよく遊ぶエリアには、滑り止め効果のあるラグやマットを敷くことが推奨されます。
    ・トレーニングの重要性
    無垢床に慣れていない子どもは、滑りに対するトレーニングが必要です。ゆっくり歩く習慣をつけることで、転倒のリスクが減ります。

    まとめ

    無垢床は美しく快適な生活を提供してくれますが、滑りやすさの問題は家族にとって大きな課題です。物理的な要因、子どもの身体的な要因、環境的な要因を見直し、適切な改善策を講じることで、無垢床での転倒リスクを減らすことが可能です。

    ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考にして、快適で安全な住環境を整えてみてください。

    自然素材にこだわった滑り止め対策

    無塗装やオイル塗装の無垢フローリングをお使いの方で、自然素材の風合いを保ちたいという方におすすめなのが、「Grip oil/滑り止めオイル」です。このオイルは、植物オイルと植物ワックスを主成分としており、ペット、お子様、お年寄りの方にとっても滑りにくい安全な床を実現します。

    また、既にオイル塗装が施されているフローリングにも塗布可能なので、簡単に滑り止め効果を追加することができます。自然な風合いを大切にしながら、安全な住環境を整えたい方にぴったりの選択です。

    【Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)について】

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    Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)塗装事例

    こちらは築11年の保育園で、当初は一般的なオイル塗装で滑りやすく大変困っていました。

    靴下が滑るのは想像できるかと思いますが、冬場になると素足でも乾燥するため滑ってしまいます。ご相談を頂き、開園3年後ぐらいからグリップ力のあるオイル塗装を施し、定期的にメンテナンス塗装を行なっています。

    その結果、床の滑りやすさは大幅に改善され、子どもたちが元気に走り回っても安心して見守ることができるようになりました。特に冬場の乾燥した時期でも、素足で過ごす子どもたちが滑って転ぶ心配がなくなり、保育園全体で安全な環境が整いました。今では、子どもたちが元気に遊び回る姿を見ながら、保育園全体が一層明るく活気のある場所となりました。

    お問い合せ

    無垢フローリングの滑り止め対策は、安全を守る上で非常に重要です。もし現状が無塗装やオイル塗装で滑って困っている場合は、ぜひ「Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)」のサンプルをお試しください。

    この記事が滑り止め対策にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。ご質問等がございましたら、当ウェブサイトのお問い合わせページからお気軽にご連絡ください!

    Article written by
    田邊 瑛二
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    田邊 瑛二

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