マンションリノベーションの遮音フローリング施工方法【直貼り】
マンションでは管理規約でフローリングの遮音等級の制限が定められていることが多く、リノベーションでも規定を満たす床材が必要です。伊勢通の遮音複合フローリングは遮音等級LL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当)に対応し、モルタルの上から直貼りできるタイプです。
施工の要点は4つ。①下地の確認(スラブ厚150mm以上・不陸補修・含水率10%以下・清掃)②1液型ウレタン樹脂系接着剤の使用(水性はNG)③叩き込まず貼る・釘打ち不要 ④突き付け部を際根太で補強です。
この記事は施工の流れをつかむためのものです。実際の施工前には必ず施工説明書を一読してください。下地や遮音等級のご相談・サンプル・お見積もりは、創業1919年の伊勢通が承ります。
マンションの遮音等級と「直貼り」施工について
マンションでフローリングを貼る際は、管理規約で遮音等級の制限が設けられているケースが多くなっています。伊勢通の遮音複合フローリングはLL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当)に対応し、モルタルの上から直接貼る直貼りタイプです。
マンションでフローリングを貼る際に、マンションの決まりでフローリングの遮音等級の制限を設けられているケースが多くなっています。階下への生活音に配慮するための決まりで、リノベーションでもこの基準を満たす床材を選ぶ必要があります。
伊勢通では遮音複合フローリングを取り扱っており、遮音等級LL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当)に対応しています。伊勢通の遮音フローリングは、マンションでモルタルの上から直接貼る直貼りタイプです。今回はその施工方法をご説明します。
伊勢通の遮音複合フローリングとは?
コンクリート床面へ直接貼るタイプの複合フローリングで、遮音等級LL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当)に対応。表面には120mm幅の2mm無垢板を採用し、オイルクリアで仕上げています。

コンクリート床面へ直接貼るタイプの複合フローリングで、遮音等級LL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当)に対応しています。フローリングの表面には120mm幅の2mm無垢板を採用し、オイルクリアで仕上げています。無垢板ならではの質感を保ちながら、マンションの遮音基準に対応できるのが特長です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 遮音等級 | LL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当) |
| タイプ | コンクリート床面へ直接貼る複合フローリング(直貼り) |
| 表面材 | 120mm幅・2mm無垢板 |
| 樹種 | オークAグレード/Cグレード |
| 仕上げ | オイルクリア塗装 |
▶ 商品の詳細は 遮音複合フローリング 商品ページ をご覧ください。マンション向けの無垢突板遮音フローリングは こちらの記事 でも紹介しています。
遮音フローリング施工前の確認事項【4つのチェック】
施工前に必ず現場で確認していただきたい点があります。下地の状態が整っていないと、遮音性能や仕上がり、床鳴りに影響します。以下の4点を事前に確認してください。
施工前に必ず現場でチェックしていただきたいことがあります。以下にまとめていますので、施工を始める前に必ずご確認ください。
- 下地はスラブ厚150ミリ以上であるか?
- 下地の不陸は平らに補修してあるか?
- モルタル下地は含水率10%以下であるか?
- 施工面は充分に清掃してあるか?
遮音フローリング直貼り施工の手順
下地の確認が済んだら、荷姿の確認 → 接着剤の塗布 → 直貼り → 際根太での補強 → 乾燥、の順で進めます。無理に叩き込まず、釘打ち不要でスピーディに貼れるのが直貼りの特長です。
①荷姿と同封品を確認する
商品の箱の中には、施工説明書と際根太が同封されています。まずは開梱して内容を確認しましょう。
こちらが商品の荷姿です。箱の中に施工説明書と際根太が同封されています。施工説明書は施工前に必ず一読してください。

②接着剤を選び、クシ目ゴテで塗布する
接着剤は1液型ウレタン樹脂系(乾燥してもカチカチに固まらないタイプ)を使用します。水性系接着剤は床鳴りの原因になるため使用しないでください。
接着剤は1液型ウレタン樹脂系を使用してください。乾燥してもカチカチに固まらない接着剤です。

接着剤はこちらの写真のようにクシ目ゴテで均一に広げてください。

③遮音フローリングを貼る
接着剤を広げたら貼り進めます。無理に叩き込まず、壁際などは電ノコでカットして調整。釘打ちが不要なため比較的早く貼り上がります。
接着剤を広げ終えたら、どんどん貼っていきます。無理に叩き込んだりしないでください。

電ノコで簡単にカットできますので、壁際などはカットして調整してください。

釘打ちが不要ですので、比較的早く貼り上がります。

④際根太で突き付け部を補強する
玄関框・床見切り・サッシ・和室敷居等との突き付け部は、床材裏面の緩衝材をカッターで除去し、際根太で補強します。際根太を使わないと段差・隙間・床鳴りの原因になります。
動画では撮影できていないのですが、玄関框・床見切り・サッシ・和室敷居等との突き付け部は、床材裏面の緩衝材をカッターで除去し、際根太で補強してください。際根太を使用しないと段差・隙間・床鳴りの原因となります。
際根太は接着剤でしっかりと固定します。次に、際根太に当たる床材裏面に付いている緩衝材を、際根太に合わせてカットしてから、床材を接着剤で固定してください。際根太は、箱に同封されている際根太を調整してお使いください。

⑤接着剤を乾燥させて完成
際根太も使用してすべて貼り終え、接着剤が乾燥したら完成です。
際根太も使用し、全て貼り終え、接着剤が乾燥したら完成となります。
動画で見る|遮音フローリング直貼り施工
この記事は、こちらの動画をもとにブログにしたものです。実際の直貼り施工の流れを、動画でもご確認いただけます。
文章だけでは伝わりにくい施工の様子も、動画なら一目瞭然です。ぜひ合わせてご覧ください。ご質問等ございましたら、本webサイトのお問い合わせページからお気軽にお問い合わせください。
なぜ遮音等級と際根太が大切なのか
遮音等級はマンションの管理規約を満たすために欠かせません。また際根太は段差・隙間・床鳴りを防ぐ重要な部材です。仕上がりと快適さを左右する2点を押さえておきましょう。
遮音等級を守る理由
階下への生活音に配慮するため、多くのマンションで遮音等級(LL値など)が規約で定められています。規定を満たさない床材はトラブルの原因になります。
マンションは上下階が近接しているため、歩行音や物を落とした音が階下に伝わりやすい構造です。そのため多くの管理規約で、フローリングの遮音等級(LL値・ΔLL等級など)の下限が定められています。伊勢通の遮音複合フローリングはLL-45(ΔLL(Ⅰ)-4等級相当)に対応しているため、規約を満たしつつ無垢板の質感を楽しめます。
際根太で床鳴り・段差を防ぐ
直貼り遮音フローリングは裏面に緩衝材が付いています。玄関框やサッシとの突き付け部では、この緩衝材が沈み込んで段差や床鳴りの原因になるため、際根太で補強します。
直貼りの遮音フローリングは、裏面に遮音のための緩衝材が付いています。この緩衝材はやわらかいため、玄関框・床見切り・サッシ・和室敷居等の突き付け部ではわずかに沈み込み、段差・隙間・床鳴りの原因になります。そこで、突き付け部の緩衝材を除去し、代わりに際根太を入れて補強することで、端部をしっかり支えて仕上がりを安定させます。
ご相談・サンプル・お見積もりの流れ
「うちのマンションの遮音等級で使える?」「下地の状態が心配」という方も大丈夫。カタログ・サンプルのご請求やお見積もり、施工のご相談を承っています。
マンションの遮音等級や現場の下地の状況によって、最適なご提案は変わります。まずはカタログ・サンプルで質感や仕様をご確認いただき、必要に応じてお見積もり・ご相談ください。
- 1)カタログ・サンプルを請求する(樹種・仕上げの質感を実物で確認できます)
- 2)遮音等級・下地の状態をメールで相談する
- 3)必要に応じてお見積もり・本施工を検討する
施工説明書ダウンロード・関連情報
施工前には必ず施工説明書をご確認ください。あわせて、関連する商品ページ・記事もご紹介します。
よくあるご質問(FAQ)
マンションの遮音フローリング直貼り施工について、よくいただく質問をまとめました。遮音等級・接着剤・際根太・施工前の確認事項を簡潔にお答えします。