【無垢床】滑り止めグリップオイル塗装の注意、4つのポイントとは?
こんにちは。今回は、プロの塗装職人さん向けに「グリップオイル」の塗装方法を詳しく解説します。塗装のポイントを押さえて、美しい仕上がりを実現させていただきたいと思っております。最後までぜひご覧ください。
必要な道具
グリップオイルの塗装で必要な道具は以下の6点です。
- トレー
- コテバケ
- かき混ぜ棒(攪拌棒)※1L缶付属品
- 刷毛
- 缶オープナー ※1L缶付属品
- 布切れ(ウエス)
塗装のポイントは4つ
グリップオイルの塗装で重要なポイントは以下の4点です。
- 塗装前に塗料をしっかり攪拌する
- 専用のコテバケを使用して薄く塗り伸ばす
- 2〜3回重ね塗りを行う
- 拭き取らず、そのまま乾燥させる
1. 塗装前の攪拌をしっかり行う
グリップオイルは長時間置いておくと、つや消し材が底に沈殿して、オイル成分と分離します。攪拌棒や混ぜ棒を使いm塗装前にしっかり攪拌を行います。
注意1:攪拌不良があると乾燥後にムラが出る原因になります。
注意2:塗装直後は濡れているので攪拌不良に気づけません。
2. 専用コテバケを使用して薄く塗る
塗装にはコテバケの使用を推奨しています。一般的な刷毛だと跡が残りやすいため、コテバケで薄く均一に塗り伸ばしてください。
- オイルをコテバケの先端に少量つける
- オイルを広げながら薄く均一に塗り伸ばす
3. 2~3回の重ね塗りを実施
オイル塗装品の場合は2回、無塗装品の場合は3回塗りがおすすめです。重ね塗りを行うことで、耐久性が高まり、滑り止め効果も持続します。
4. 拭き取らずにそのまま乾燥させる
一般的な自然塗料とは異なり、グリップオイルは拭き取りを行いません。そのまま乾燥させることで滑り止め効果が発揮されます。
- 乾燥時間の目安は約4時間
- 気温や湿度によって乾燥時間が変わる場合があります
仕上げのポイント
塗装後、仕上がりをさらに整えたい場合はスポンジ研磨剤を使用して表面を軽く整えると、滑らかな仕上がりが得られます。
お問い合わせ先
グリップオイルを正しく塗装することで、美しい仕上がりと高い滑り止め効果を実現できます。塗装に関するご質問やご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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