高齢者が滑りにくいフローリングを!5つの転倒防止方法とは?


高齢者が転倒する原因と対策について考えたことはありますか?
特に、住まいの中での転倒事故は深刻な問題です。
この記事では、高齢者の転倒防止策について解説し、その中でも「滑りにくい床」に注目した対策をご紹介します。
高齢者の日常生活で転倒事故が多い場所とは?
消費者庁の令和5年度「高齢者の事故防止等に関するアンケート調査」のデータによると、高齢者が日常生活において、けがをした、またはしそうになった経験で最も多い項目が、「つまずく、転ぶ、よろめく」で、その中でも、屋内において、「居間」では 46.2%と最も高く、次いで「寝室」で 42.3%、「廊下」で 40.8%、「玄関」 で 39.7%というような割合になっています。
出典元:消費者庁「高齢者の事故防止等に関する調査報告書」より
転倒事故が発生する要因とは?
ではなぜ、高齢者の転倒事故は起こるのか?考えられる主な要因を下記にあげてみました。
- 筋力の低下や視力の衰え
- 小さな段差や敷居でつまずく
- フローリングで滑る
これらの要因が重なることで、転倒事故が発生しやすくなっています。
5つの具体的な転倒防止方法は?
では、転倒事故が起こらないようにするには、どうしたらいいのか?具体的な方法を紹介していきます。
- 見通しの確保:家具や荷物を整理して移動しやすい空間を作りましょう。
- 適切な履物の着用:滑りにくい靴やフィット感のあるスリッパを選びましょう。
- 歩行補助具の利用:杖や歩行器を活用して転倒リスクを軽減します。
- 適度な運動:筋力を維持するウォーキングやストレッチを日常生活に取り入れましょう。
- 滑りにくい床材の導入:フロアコーティングや滑り止めオイルを使用して、床の安全性を向上させましょう。
滑りにくい床にする方法とは?
滑りにくい床材を導入する方法として、以下の選択肢があります。ぜひ参考にしてみてください。
- 張り替え
費用は高いものの、床材を新しく滑りにくい物に変えることで安全性が向上させます。
- フロアコーティング
既存の床材に滑り止めのコーティングをすることで、滑りにくい床になります。専門の塗装業者に依頼するようにしましょう。
- 滑り止めワックスや塗料を塗布
既存の床材に滑り止め専用のワックスや塗料を塗ることで滑りにくい床になります。ただし、定期的なメンテナンスが必要になります。
無垢床の場合はどうしたらいいのか?
ご自宅の床が無垢床の場合は、無垢フローリング専用の滑り止めオイル「グリップオイル」を塗装することで、滑りにくい無垢床にすることができます。
自然素材を使用しており、無垢の質感を損なわずに、安心で快適な無垢床にすることができます。
ただし、表面塗装の仕上げによって適切な滑り止めの施し方が異なりますので、以下を参考にしてみてください。
オイル塗装の場合
オイル塗装仕上げの無垢フローリングであれば、「グリップオイル」を直接塗布することで、滑りにくく安全な床に仕上げることができます。
グリップオイルは植物系の自然塗料を使用しており、無垢材の温かみや質感を損なわず、自然な仕上がりのまま滑り止め効果を付与できます。
特に高齢者やペットがいるご家庭におすすめです。
ウレタン塗装の場合(一般フローリング含む)
ウレタン塗装仕上げの床は表面に樹脂の膜があり、通常のオイル塗料は浸透しません。
このため、「ウレタン塗装専用の下塗り材」を使用した上で、その後にグリップオイルを重ね塗りする方法を推奨しています。これにより、ウレタン塗装の床でもしっかりと滑り止め効果が得られ、安全性が高まります。
一般的にフローリングはウレタン塗装になりますので、「下塗り材+グリップオイル」で塗装していただく必要がございます。
床の種類が分からない
高齢者の転倒リスクを減らすためには、適切な対策が必要です。
滑りにくい床材への変更は、その中でも根本的な解決策となります。
もし、ご自宅や施設の床の種類が分からない場合は、お気軽にご相談下さい。
滑り止めオイルのサンプルについて
もし無塗装やオイル塗装で滑って困るようでしたら、無垢フローリング専用滑り止めオイル「グリップオイル」のサンプルで一度試してみては如何でしょうか。
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