日光金谷ホテルの館内ツアーで魅せられた、120年のナラ無垢床
日々「滑り止めオイル」を研究、開発
先日、慰安旅行で日本最古のリゾートホテルとして名高い日光金谷ホテルを訪れました。明治6年(1873年)創業のこのホテルは、アインシュタイン、ヘレン・ケラー、夏目漱石、渋沢栄一といった、多くの著名人や外国人客を迎えてきた創業150年の歴史と伝統にあふれており、建物は国指定の登録有形文化財に登録されています。
今回、館内ツアーに参加し、その魅力を存分に堪能する中で、特に心を奪われたのが開業当時のメインダイニングルームだった食堂の床でした。ガイドの方によれば、この床は120年前のナラ無垢材を使用しているとのこと。美しくメンテナンスされた床板は、年月を感じさせない状態で輝きを放っていました。伊勢通は無垢フローリング専門家なので、どうしても床材が気になってしまうのは言うまでもありませんね。
ナラ無垢材の魅力
ナラ(オーク)は、硬くて耐久性に優れた木材として知られています。そのため、古くから高級家具や建築材として用いられてきました。無垢材とは、合板などを使用せず、一本の木から削り出した純粋な木材のことを指します。時間が経つほどに味わい深さを増し、独特の風合いを醸し出します。
実際に足を踏み入れると、しっかりとした踏み心地とともに、歴史を感じさせる温もりが伝わってきました。床に刻まれた細かな傷や色の変化は、多くの人々がここで過ごした時間の証であり、まさに生きた文化財と言えるでしょう。
無垢フローリングが持つ永続性と可能性
今回の見学を通じて、無垢フローリングは一生物であり、適切なメンテナンスによって美しさを保ち続けることができると深く実感しました。日光金谷ホテルの120年のナラ無垢床は、その耐久性と魅力を余すところなく示しています。
無垢フローリングの専門家である伊勢通として、この経験は非常に感慨深いものがあります。無垢材は生きている素材であり、適切なケアを施すことで、その美しさと機能性を長く維持することができます。日々の掃除や定期的なオイルメンテナンス、そして専門家によるリフレッシュ工事など、適切なメンテナンスが行われれば、無垢フローリングは何世代にもわたって受け継がれる財産となるのだと気づかされました。
現代では、新建材や合板が主流となりつつありますが、無垢材が持つ独特の風合いや温もり、そして永続性は他の素材では得られないものです。私たちは、このような無垢フローリングの可能性を多くの方に知っていただき、次の世代へと受け継いでいくお手伝いをしたいと考えています。
訪れる価値のある場所
日光金谷ホテルは、その豪華な建築や調度品だけでなく、日本の歴史と文化を肌で感じることができる特別な場所です。もし訪れる機会があれば、ぜひ館内ツアーに参加し、120年の歴史を刻むナラ無垢床に触れてみてください。きっと、時間を超えた魅力に心を打たれることでしょう。(マニアックですいません。)
無垢フローリング専門家としての役割
伊勢通ブログでは、無垢フローリングの魅力や滑り止め対策、適切なメンテナンス方法など、長く愛用するためのポイントなどを発信していきます。無垢材に興味のある方や、メンテナンスにお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。無垢フローリング専門家として、お客様に寄り添い、親身になってお答えします。
もし無塗装やオイル塗装で滑って困るようでしたら、無垢フローリング専用滑り止めオイル「グリップオイル」のサンプルで一度試してみては如何でしょうか。
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