なぜ住宅の無垢フローリングは滑る?5つの対策と事例
なぜ住宅の無垢フローリングが滑るのか?
無垢フローリングは自然な木材の風合いが人気ですが、滑りやすさが問題になることがあります。その原因はいくつか考えられます。
- 表面のオイル塗装:無垢フローリングは、表面に自然オイルが塗装されているタイプの物があります。この自然オイルで仕上げた表面がツルツルしている場合、足元が滑りやすくなります。特に、新品の状態は非常に滑りやすいことが多いです。
- 湿度と温度の変化:無垢材は環境の湿度や温度によって膨張したり収縮したりします。木材が吸湿したり、湿気の少ない乾燥する季節には表面が滑りやすくなることがあります。
- 経年劣化:長年使用された無垢フローリングは、表面が磨耗し、滑りやすくなる場合があります。頻繁に歩く場所は、木材が摩耗し、滑りやすくなることがあります。
滑り止め対策
無垢フローリングの滑りやすさを軽減するためには、いくつかの対策があります。
ラグやカーペットを敷く
滑りやすい場所にラグやカーペットを敷くことで、転倒リスクを軽減できます。特に、キッチンやリビングルームの出入り口など、人が頻繁に行き来する場所にラグを敷くと効果的です。また、裏面に滑り止め加工が施されたカーペットを選ぶとさらに安全です。
定期的な清掃
床に汚れやホコリが溜まっていると、滑りやすくなります。
定期的に清掃を行い、床を清潔に保ちましょう。
スリッパの見直し
スリッパの裏面がツルツルしていると、無垢フローリングの上で滑りやすくなります。滑り止めがついたスリッパや、ゴム底のスリッパを選ぶことで、安全に歩行することができます。また、素足での歩行を避け、フローリングの滑りやすさを防ぐためにスリッパを使用することも一つの方法です。
コーティング業者に依頼する
フローリングのコーティングを専門とした業者に依頼することで、滑り止め対策を行う事ができます。UV、シリコン、ガラス、ウレタンといった、様々なコーティングの種類があるので、用途に合わせて選択しましょう。
滑り止めワックスの塗布
床材の種類に合わせて、専用のワックスを塗布することで、表面の摩擦力を高め、滑り止め効果を持たせます。事前の仕上がり艶感、塗り方、メンテナンス等の確認は必要です。
滑り止め対策も、自然素材にこだわるなら【Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)】がおすすめ
ご自宅の無垢フローリングを、オイル塗装といった自然素材にこだわっていらっしゃる方もいらっしゃいますよね。このような場合は、滑り止め塗料として「Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)」がおすすめです。
植物オイルと植物ワックスを主成分とする滑り止めのオイルで、ペットだけでなく、お子様やお年寄りの方にとっても滑りにくい床にすることができます。
オイル塗装済みフローリングの上からの塗装も可能です。
【Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)について】
Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)塗装事例
こちらは築11年の保育園で、当初は一般的なオイル塗装で滑りやすく大変困っていました。
靴下が滑るのは想像できるかと思いますが、冬場になると素足でも乾燥するため滑ってしまいます。ご相談を頂き、開園3年後ぐらいからグリップ力のあるオイル塗装を施し、定期的にメンテナンス塗装を行なっています。
その結果、床の滑りやすさは大幅に改善され、子どもたちが元気に走り回っても安心して見守ることができるようになりました。特に冬場の乾燥した時期でも、素足で過ごす子どもたちが滑って転ぶ心配がなくなり、保育園全体で安全な環境が整いました。今では、子どもたちが元気に遊び回る姿を見ながら、保育園全体が一層明るく活気のある場所となりました。
お気軽にお問い合せください。
住宅の無垢フローリングの滑り止め対策は、家族の安全を守る上で非常に重要です。
もし現状が無塗装やオイル塗装で滑って困るようでしたら、Grip oil/滑り止めオイル(グリップオイル)のサンプルで一度試してみては如何でしょうか。
この記事が、住宅の無垢床滑り止め対策にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
ご質問等ございましたら、本webサイトのお問い合わせページからお気軽にお問い合わせください!
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