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プロが考える住宅フローリング選びのポイント

目次

    住宅フローリング選び 5つのポイント

    普段お客様と話しをしていると、フローリング選びに迷われる方はかなり多いように感じます。「無垢フローリングや複合フローリングにしたいけど、どう選んだらいいかわからない」という方へフローリングをスムーズに選ぶためのポイントを説明したいと思います。

    ポイントは大きく以下の5つに分かれますので、ポイントごとに解説していきます!

    こちらのアニメーションではポイントを簡潔にまとめています。
    導入動画してご覧ください!

    床暖房対応品?それとも非対応品?

    床暖房対応かどうかでまず大きく分かれます。

    無垢フローリングで床暖房対応品は、熱が加わった際の変形を最小限に抑えるため、含水率という木材内部の水分量を下げ、幅を狭く加工しています。乾燥工程に手間がかかるため価格的にも高くなります。

    弊社の床暖房対応の無垢フローリングの中に、特殊な熱処理を加えたミディアムサーモというものがあります。こちらの商品は例外で、幅広でも床暖房に使用できます。

    床暖房対応品となると複合フローリングも選択肢となります。含水率を下げ、合板を使用しているため変形はほとんどなく、幅広でも床暖房に使用できる点が特徴です。表面の無垢板は2~3mmと薄いですが、床暖房対応の無垢フローリングより価格的にお値打ちです。

    硬い木?それとも柔らかい木?

    広葉樹か、針葉樹かで大きく違いがあり、一般的に広葉樹は硬く、針葉樹は柔らかいです。広葉樹にはナラやカバがありますが、どちらが硬いかと言われると手で触ってわかるレベルではなく、広葉樹であればどの樹種でもしっかりとした硬さがあります。針葉樹である杉やパインは、物を木面に落とせば簡単に凹んでしまうレベルの柔らかさです。

    以上は一般的な話で、一部例外の樹種もありますので直接質問して頂ければと思います。

    濃い色?それとも薄い色?

    ご希望の色味の濃淡を決めることで、フローリングの選択肢を絞ることができます。一般的に白系や黄色系のフローリングの方が安価で、濃い色味の方が高級品という傾向があります。中にはアカシアやククなど、濃い色味でもお値打ちな商品はあり、またナラなどに着色するという方法もあります。

    その他の例として、“前面均一にブラウン色にしたい”、“真っ白にしたい”といったご要望であれば、着色をおすすめします。

    幅は広い方がいい?

    無垢フローリングは幅が広くなればなるほど、太い木材を使用するため金額は高くなります。幅広の無垢フローリングの中には不定期入荷するため商品ラインナップに入っていないものもあります。商品ラインナップにないご希望の商品がありましたら直接ご相談ください。

    また幅の広いフローリングをご希望の場合は、複合フローリングも選択肢に加わってきます。

    木の触り心地重視?それともメンテナンス重視?

    塗装をどうするかも重要なポイントのひとつです。弊社では手触りを重視したオイル(自然塗料)塗装を商品ラインナップとしています。オイル塗装は表面をコーティングしていないため木の調湿効果を妨げず、また木に直接触れる心地良さを感じることができます。ただ水や汚れを放置すると染みてしまう点が欠点です。ただ最終的には表面を軽く削って、その上からオイルを塗るといった対処法も可能ですので、末永くお使い頂けます。

    一方ウレタン塗装は表面をコーティングしてしまうため、調湿効果は少なくなり、木の手触りを感じることはできませんが、汚れに強くメンテナンスは楽になります。ただし傷やコーティングの剥がれなどが起きてしまった場合は専門の業者に頼む必要が出てきます。

    弊社では商品ラインナップには記載がありませんが、ウレタン塗装品や艶消しのウレタン塗装品も提供させて頂いておりますのでご相談ください。

    まとめ

    今回は普段私達が考えているフローリング選びのポイントをご紹介しました!
    伊勢通では無垢フローリングや無垢板を使用した複合フローリングを販売しています。

    「床暖房使用でコスト抑えたおすすめのフローリングはありますか?」といったような相談でも構いませんので、本webサイトのお問い合わせページからお気軽にお問い合わせ下さい!

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