無垢床の玄関ホールが滑る原因と滑り止め対策は？
日々「滑り止めオイル」を研究、開発
玄関ホールは家族や来客を迎える大切な場所です。しかし、無垢フローリングを採用した玄関ホールでは、滑りやすさに関する問題が発生することがあります。ここでは、無垢床の玄関ホールが滑る原因とその対策について解説します。
無垢床の玄関ホールが滑る原因
1.歩行頻度の高さ
玄関ホールは日々の出入りで使用頻度が高く、表面が摩耗しやすい場所です。摩耗が進むと表面の滑り止め効果が減少し、滑りやすくなります。
2.乾燥による影響
特に冬場など乾燥する季節では、無垢材の表面が乾燥して滑りやすくなることがあります。この状態が長く続くと、転倒リスクが高まります。
3.砂やホコリの蓄積
玄関は靴から運ばれる砂やホコリが溜まりやすい場所です。無垢床表面の細かいホコリで滑りやすさを助長してしまう事があります。
4.適切なメンテナンス不足
無垢フローリングの表面は定期的なメンテナンスが必要ですが、メンテナンスが不十分だと滑りやすくなる場合があります。
滑りを防ぐための対策
1.定期的な清掃
玄関ホールの砂やホコリをこまめに掃除することで、滑りやすさを防ぎます。掃除機やモップを使い、表面を清潔に保つことが重要です。
2.マットの設置
玄関上がった所に、滑り止め効果のあるマットを敷くことで滑りの原因を軽減できます。
3.湿度管理
玄関ホールの湿度を適切に保つことで、無垢材の乾燥を防ぎ、表面の滑りやすさを抑えられます。加湿器や除湿機を使用し、湿度を40～60％に保つことがおすすめです。
4.表面の再塗装
定期的にオイル塗装やメンテナンス塗装を行うことで、無垢材の表面を保護し、滑りやすさを防止できます。
5.コーティング業者に依頼する
専門業者にコーティングを依頼することで、プロの技術で無垢床を保護しつつ、滑りにくい表面を実現できます。特に玄関ホールのような使用頻度の高い場所では、効果的な対策となります。
6.滑り止めオイルの使用
無垢フローリング専用の滑り止めオイル「グリップオイル（Grip oil）」を塗装することで、表面のグリップ力を高め、滑りにくさを実現できます。このオイルは無塗装やオイル仕上げの床にも適用でき、木の質感を損なうことなく安全性を向上させます。
滑り止めオイルの塗装事例
こちらのマンションでは、玄関からリビングにかけて無垢材が使われており、愛犬と暮らすお客様より無垢床で愛犬が滑らないようにグリップオイルを塗装しました。お客様からは、リビングの無垢フローリングと一緒に玄関も綺麗になり、且つ滑り止め効果を付けることができ、大変ご満足いただけました。
まとめ
玄関ホールは家の第一印象を決める重要な場所です。無垢フローリングの滑りやすさを解消し、安心・快適な空間を保つためには、適切なメンテナンスと滑り止め対策が欠かせません。滑り止めオイルの活用や清掃の徹底で、安全性と美観を両立した玄関ホールを実現しましょう。
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